フェルメール…
銀座のフェルメール・センターへいった。
「フェルメール光の王国展」。
ひとことでいえば、フェルメール全作品(37点)のレプリカ展。
レプリカといったら、いけないのか、
リ・クリエイト作品展。最新の印刷技術で再構成したものらしい。
額も大きさも本物に準拠している。
本物が一堂に会するなんて、ありえないが、こうした形ならそれがかなう。
時代をおってみれるので、どう変わっていったかわかるかも。
期待はしていないはずだった…。
変遷ぐらいみれたらいいと。
フェルメール作品、日本にけっこうきているので、これまで
日本でだけでおそらく10点以上はみている。三分の一ぐらいか。
すごいなあ、日本、どんだけフェルメール好きなんだろう?
それはともかく、三分の一位ほんものみてるので、
今回は、それらと再会した気分になれるんじゃないかと…。
この「…」、じつはくせもので。
期待していなかったはずなのに、期待はずれだった。
色合いみたいなものは、再現できていたと思うのだけれど、
なんというか、偽物だった。がっかりした。
光が感じられない。質感みたいなものがないからか。
以前みた作品で窓や衣服の影から感じた光たちが、
今回、みても、まったくかんじられないのだ。
いま、以前、本物の絵の展覧会で、買った絵葉書をみているが、
それをみたほうが、よっぽど光がわかる。
きょうは、会場では、これらの絵の、どこに光をかんじたのか、
思い出せなかったぐらいだったのに。
印刷だからわるいというのではない。
それにたぶんとてもきれいだったのだろう。
たぶん、うちにあるフェルメールの画集よりも技術的には。
けれども、これをひらいたほうが、光が感じられるのはなぜだろう?
とはいっても、それはおもに自分が見たことがある作品に
限られるのだけれど。
あれは、ああいうものだと、心していったほうがいいと
どこかで書いてあったきがする。
いわゆる展覧会ではないのだと。
そう思っていたつもりだったのだけれど…。
上野に6月末に、こんどはほんとうのフェルメールが2点くる。
うみきょん
2012/05/25 00:35:19
光琳展、みそびれてしまいました。根津美術館ですね!
以前、出光美術館で、琳派展みたことがあって、
そのときに紅白の梅の絵に圧倒されました。
今やっている、ボストン美術館展でも、おおきな波の絵が。
カキツバタは、酒井抱一の、光琳へのオマージュ作品しか
みたことないです。残念。
ボストン美術館展も、人多かったです…。
ジプシー妖
2012/05/24 22:52:18
尾形光琳展見に行きましたw(*´∀`*)
燕子花の金屏風…原色でみたかったなぁw
当時はどれほどの美しさだったか…
あと、もっとゆっくり見たかった…
人多すぎ(TωT)