米制裁続けば核実験と北朝鮮
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012052201002490.html

米国政府当局者が「北が実験に踏み切る可能性は１００％だ」と断言してから、かなりの期間が経過しましたが未だに核実験は行われていません。
アメリカが核実験をすると決めてかかっているのに「制裁続けば核実験」というのは、おかしな論理です。
制裁を解除したところで、何かしら理由をつけて核実験するのは明らかでして、準備だけして実験しないなんて事は理屈に合いません。
過去、北朝鮮は韓国の軍事演習や市民の抗議活動でも過激な反応をしていました。
つまり、何かしら難癖を付けて核実験するのは分かりきっているのですから、ここでアメリカが制裁を解除したところで数週間、実験が延びるだけで何の意味もありません。
まだ脅しが有効だと考えているなら北朝鮮の首脳部は間違った方向に驀進していくことでしょう。

今回の核実験ではガンバレル型原子爆弾をテストする、という情報がありまして起爆するのに簡単な方式を選択したのですから、確実に作動する爆弾を作りたかったのでしょうか。
過去の核実験は失敗していた、という話もありましてインプロージョン型の起爆は難しいのかも知れません。