むらさき

オランダ宿の娘

日記

「オランダ宿の娘」 葉室麟 著 早川書房

長崎から、出島の商館長らが参府の際、宿舎とする宿屋
長崎屋の姉妹が、出会う殺人事件の話である。
事件が起きてから数年かけて、解決する話を縦糸に、姉妹と長崎屋
の暮らしを横糸に物語られる。
姉妹の神懸かり的な能力が、今ひとつ。
山場の盛り上がりが低い、淡々としている。
緊迫感が薄い。江戸、幕末の描写が、あまり感じられない。
読後感が、不完全燃焼気味。


#日記広場:日記

  • あっこ

    あっこ

    2012/06/03 00:23:30

    訪問ありがとう!

    今、東野圭吾の変身を
    読んでます。

    東野ワールドちょっとはまりそうです。