☆ ドリーム・スター ☆

ドリーム・スター

人生は 物語

誰もが 主人公

雨上がりの道

小説/詩

雨上がりの道


突然の雨に マンションの入り口に雨宿り

いつ現れたのか?一匹の子猫

丁寧に自分の身体を舐めて整えている

綺麗好きなんだなぁ。。。


自分も 雨に濡れ乱れた髪の毛を整えて

ほんの数分 僕と子猫 一匹 ・・・

雨と落雷の音 そして 稲光

大丈夫 心配いらないよ こっちにおいで

心細いのか 僕の近くに警戒しながらも

寄ってきてくれた 。。。


早く 止むといいねっ

ニャ~ っと 返事をするかのように鳴いた


いつの間にか雨は上がり 

雲の間から太陽の光がさしてきた

さぁ 次の仕事に行かなくっちゃ


濡れたアスファルト 歩き出す

振り返り 子猫を見ると

こちらを 見ている ・・・


バイバイ また会えたら会おうねっ

手を振ってみた ・・・


キョトン としたような感じで見ている

雷 凄かったよな 一人じゃなくて

君が いてくれたから 怖くなかったよ

ありがとう ・・・ 胸の中で つぶやいた


雨上がりの道

何度も・・・振り返って 。。。



               Dream star ☆