キーボードはパソコンになくてはならないハードウェアになっていますが、これにも様々な問題があります。その代表が、キーボードを長時間使った人に見られる「頸肩腕症候群」かと思いますが、これはキーボードの誕生に遡る問題といえそうです。

もともとキーボードは、タイプライターの為にできたのはご存知と思いますが、その頃のタイプライターは速くキーを叩くと故障を起し動かなくなってしまうことが多かったそうです。そのため、キーを速く打てなくする工夫がなされ、現在の基本的な配列になりました。
この配列をＱＷＥＲＴＹ配列と言いますが、この配列は最もよく使うＥ、Ｒ、Ｔの文字が左手の側に集められています。そして、これはレミントン社が開発したものですが、他のキーボードを作っている会社もすべてそれに従いました。
それ以来本質的なところは何も改良されていないとの批判から、いくつかの改良品は開発されていますが、まだまだ一般的ではありません。