うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

雨粒

日記

この頃、水面を見る度に、
現実と幻想とかについて想いを巡らせている。
或いは実像と虚像。雨の公園。
小川に雨粒がしきりと。
水面に映った空や木々に雨の小さな波紋。
どれが本物なのだろう。
水面の空に雨が波紋を作っている。
映った木々が揺れる。
どれも現実に起こったこと、
どちらも絡み合って。