楽しい楽しい?poohさんのブログ

近衛さん

時々書いてます。
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図書館戦争 ~革命のつばさ~

日記

見てきました!図書館戦争 革命のつばさ!Library War The Wings of Revolutionですよ!


よかったです...あれは非常によかったです。

感動ものでした...感想を書きます。







------------ここよりネタバレ含みますので大丈夫ってかたのみご覧下さい----------













児島清花は、新宿の紀伊国屋の定員。
お店で検閲で困ってるところを堂上に助けられて、堂上に告白したとのこと。
堂上は、未熟だからと言って、お付き合いをお断りしたそうです。
堂上が怪我して駆け込むのは、そこのお店ってわけでした。


大阪に到着します。
当麻をめだたないようにするために、おばさん化させます。
郁は車の中で、何かあったら助けに行く形で、待機します。
当麻はあと少しのところで、ひったくりにあってしまい、カツラがとれてしまい、良化隊員に気付かれてしまいます。
当麻逃げます。逃げてるときに郁と合流。
一度捕まりますが、玄田隊長ひきいる関西図書隊が助けにきます。
そこで、殴り合いになり、郁と当麻は逃げます。
再度車に乗り込み、アメリカ領事館に向かいます。
そしたら、良化隊のバリケード。
郁と当麻は覚悟きめつっこみます。
最終的に、前輪がパンクし、車が停車。
中から、郁がひきずりだされ、道路で拘束されます。
もう完全に駄目な状況。
そしたら、黒い車が一台、まだ当麻が乗っている車に近づき止り、ドアが開きます。
そして中から、金髪紳士が当麻に手をさしのべ、当麻はそっちの車にのりこみます。
この車は「領事館車両」で、治外法権が発生。
当麻の亡命が成功しました。


ラストは、郁が「堂上教官」になって、郁の階級章のカミツレが光って、エンドロールへ!
左に1枚の絵を下から上へゆっくりと写しながらのエンドロールでした。
絵には図書館戦争のキャラが描いてありました。
絵が上まで行くと絵が切り替わります。
その絵は、たぶん本の焼却施設が廃屋になっていることを表した絵だと思います。
たぶん時系列では、別冊Ⅱよりうんと先かと。
最終的にはメディア良化法が衰退したことを表したんだと思います。
ちなみに、その廃屋描写は、パンフレットの表紙になっている絵ですね。


------------------------------ここから感想---------------------------------

原作大好きっ子な完全贔屓目がありますが、満足しております!
だいたい原作と一緒です!

むしろ、図書館戦争を知らない人のために、図書館戦争の舞台を丁寧に説明・表現していたと思います。  
ただ、この説明があったとして、この作品を初見の人たちが、受け入れるかは別かとも思います。


原作とほぼ同じですが、もちろん残念なとこもありましたので、先にそれを書きますね。

まず、当麻先生の意識の変化を描くために、はじめはとても情けない先生になっていて、ショックをうけました。
「と、当麻先生じゃない・・・」と、思って絶句しましたねw
でも、これにはワケがあり、当麻先生は初見の人の代わりになる位置づけのキャラでした。
なので、当麻が知らないので、郁のことだったり、稲嶺司令のことだったりは作中語られます。
また、この映画図書館戦争のある種の象徴であったのですが、それは後述しますねw
あとイッセーさんは残念ながら、うまくなかったwwwまぁ、そこはご愛嬌としかw

次、毬江が3秒ぐらいしかでなかった・゜・(つД`)・゜・
署名活動で雨の中、がんばってるシーンのみ。。
そのため、小牧と毬江の指輪購入デートは描かれていません。
やはり、映画化では難しかったんですね(;^ω^)
それか、未放送話を見てない人を考慮してですかね???でも、広告のポスターで「毬江を守るためなら」うんぬん的な感じで書いてありましたので、期待しましたよ!!
ブルーレイでディレクターズカットとして、だしてくれることを祈っております!

一番残念なのは、『図書館革命』を否定する結末です。 
それは、「領事館車両」で、治外法権を発生させ亡命させること。 
この手は本当に出してほしくなかった
あれが許されるなら、領事館への亡命自体が「何やってんのよ」って、話しです。 
なんとか交渉して車を最初から呼べよ!ってなりますからね。
たぶん、原作ファンへのサプライズのために、やってくれたんでしょうね。 
実際、車が止まって、イクが拘束されたときは、「エエエェェェーどうなっちゃうのよー」と、最高のサプライズでしたw
ただし、この手段は残念でしたね。本当残念。



でもですね、この1時間40分の短い尺で、すごいなと思ってます。
350ページもの作品なので、かなりクオリティは下がるかなとも失礼ながら思ってました

とくに嬉しかったのは、完全堂上版で、郁の王子様事件が見れたことです
かっこよかったなぁ....堂上w
郁が覚えてないの信じられないぐらいにねw

次にですが、稲嶺司令が図書隊の象徴である感じがすごいでてました。
存在感がすごかったですw
有川さんが、あとがきで稲嶺司令のことを柱になるキャラクターと書いてましたが、映画化のなかでそれがすごく表現されていることを劇中ですごく感じました

ちょっとまじめな感想としては、
映画図書館戦争では、全体的に強く印象に受けたテーマ的なのが「無関心」。
その「無関心」の象徴が当麻先生でした。
何も知らないキャラとしてですが、この無関心のテーマも背負ったキャラだったかと。
この世界を作ったのは、無関心そのもので、関心さえもてば、もっと違う方向に動けたのはでは?これがすごく表現されてるように感じました。
ある意味現代人の象徴でもあったと勝手に思ってます

最後ですが、全体的に私はこの映画化という結果としては満足です。
「危機」までしかやってない、なにか未完成な感じを、きちんと完成にまで持っていってくれたという感じが。
自分は、アニメをリアルタイムで見てないですし、去年の文庫化を待ちに待って、はまりだしたにわかなファンですが、、、アニメから4年もたったこの作品が、映画でやるというこの事象にファンとしてはうれしく、なぜか感謝ですw
パンフレットで、有川先生が「4年越しの約束」と表現されています。
また、聞いた話しですが、6/14のめざましテレビでは、「4年越しのラブレター」とも言っていたそうです。
まさしく、その約束を果たしてくれたということが、なんかファンとしては、感謝という表現になっているかなと、勝手に自分自身の考察w

ただし残念なことは、この先のブルーレイ発売が終わってしまえば、たぶん図書館戦争という作品は新しい情報が発信されないものになってしまうことですかね・゜・(つД`)・゜・
映画化で念願かなったりですが、そこは少し切ないです。
ただ、これはファンとしては贅沢な悲鳴ですかね
たぶん「別冊Ⅰ&Ⅱ」に対しての動きはないでしょうが、もしその日が幸いにも来たときは、感想でも書くでしょう、

そんなものです。では、さらば!