うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

田んぼ湿地

日記

まだ稲があまり育っていない公園の田んぼを
田んぼ池と呼んでいたが、
台風の後、急に伸びたみたいで、
今日は湿地帯か何かのようだった。
田んぼ湿地。
そのうち地面がひび割れたようになり、
すっかり下は見えなくなる。
実った青い稲穂が風で、
波紋のようにゆれるだろう。
水的なものが上に移動するのだ。