水族館に行かないと会えないと思っていた流氷の天使クリオネ。

そのクリオネが家庭用冷蔵庫で飼えるとなると、ちょっとわくわくしませんか？

それを叶えるクリオネ飼育キット、

「クリオネ水槽ドームくんライト」

というものが販売されてます。ふよふよ泳いでいるかわいい姿が、見たい時にいつでも見れるんです。

エッグ型のスチロールのなかにドーム状のプチ水槽がすっぽりと収まり、簡易保冷剤を入れればクリオネの城のでき上がり。
　

クリオネといえば、北海道オホーツク海で流氷と共にやってきて流氷と共に去っていく生き物。

飼育するとなると、専用水槽か冷蔵庫にほぼ入れっぱなしになってしまいますが、ドームくんキットならときどき冷蔵庫から出して30〜40分ほど鑑賞するのもOK。別売りの特殊保冷剤を使えば最大8時間はもつのだそう。それなら一緒にお出かけも可能ですね。

そして、本当に飼育するとなると疑問に思うのが、クリオネの食餌。

クリオネの捕食といえば、頭がパカーっと割れてバッカルコーンという触手で獲物を食らうスタイル。あの凶悪な風景が食餌のたびに繰り広げられるのか？　と及び腰になってしまいますが、クリオネは1年〜一生に1度しか食事をしないとも言われています。

また、ミジンウキマイマイという入手が難しい軟体動物しか食べず、あとは水中のプランクトンをほそぼそと食べているのだそう。そんな絶食状態でも長期間生きていられるようですが、生態はまだはっきりしてないようです。

お水の交換は1週間に1度。ふるさとと同じ、オホーツク海水を使用してあげます。

http://clione.e-f.name/catalog/product_info.php/products_id/35