先週最終回だった
深夜アニメのノイタミナ枠で放映されてた
"坂道のアポロン"

主人公達の話す方言を聴いていると、
なんだかくすぐったい、なつかしい、甘い思い出の匂いが漂って、
あれ？あれ？あれっ？


途中まで判らなかったけれど、
舞台は、長崎県佐世保市周辺のとある街の様です。
どこの街かまでは、わかりません、あんまり長く住んでなかったし、
時代は、わたしが生まれるよりも、かなり以前のことみたいだし、

トランペット吹きのおにーさんは、
学生運動に参加してた描写があるから、
60年代くらい？安保闘争とか言われるものがあった世代のよーです。
NHKアーカイブスとかを閲覧出来れば、いろいろ見られるかも知れません。
(ちなみに実兄は、長崎の某オーケストラでトロンボーン奏者をしてたことがあります。
歌はヘタクソ。笑)


沖縄の米軍基地問題は、ニュースにひっきりなしに出て来るけれど、
佐世保にも米海軍駐屯地があります。
ニュースの話題に出て来るのは、原子力艦船の入港の時くらい？

米軍相手のお店もあるけれど、地元商店街で、
(女子学生服ぢゃない！)セーラー着た背の高い男達が歩いていたり、
するのを中学生の頃見かけていました。

もちろん非番の日に、私服でうろうろしてる若い人もいるし、
(ふつーにナンパして来る。)
意外に地元の風景に融け込んでいました。でもトラブルは少なめ？

毎年季節ごとのイベントで地元民との交流イベントも多いし、
上手く折り合ってて、駐屯地の中に居る人達もストレスが少なかったのかな？


アニメの中身は、ジャズを通して友情を深めていく主人公達の青春物語。
そーゆー文化も基地を通して広まっていたのかも知れません。

わたしの居た頃の原風景よりも、時代が坂登っているから、
すべて懐かしいとは言い切れないけれど、断片的にわたしの
子供の頃に見た風景に少し重なって見えて、なつかしい、
自然に感情移入が出来た感じです。

最終回で、出て来た教会も、見覚えあるなぁ…
五島列島にある教会でしょうか。

島々と海との風景も、見知った風景で、なつかしい、
もっと、物語の背景を、そういう島々の風景で飾って欲しかったなぁ…


そのうち、五島列島へまた行ってみたいです。
のんびり、以前住んでた街々をながめに行きたいですね。