自衛隊の総合防災訓練を協力拒否
M8クラスの首都直下地震を想定した、自衛隊の総合防災訓練に対して
十数人の労働組合関係者が拡声器をもって、反対し
東京２３区内の区役所のうち、訓練に協力したのは７区役所のみだそうです。
もう、何なんでしょうね、この危機感の無さは。
労組の方も何だかなぁーと思いますが、何よりも問題を感じるのは、
多くの区役所が協力しなかったという点ですよね。
休みで人がいないとか、自衛隊の立ち入りを拒むとか、どこまで能天気な
対応なんでしょうか。
ひとたび災害が起これば、自分たちが中心となってやらなきゃいけなくなるって
自覚がないんでしょうかね。
東日本の震災で、２３区だって被害を受けたでしょうに、、、
有事に、区民を見殺しにしかねない対応をしているというニュースだったので
起こしてみました。
------------------------引用開始
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120716/trd12071620110023-n1.htm
首都直下地震想定し統合防災訓練 自衛隊
2012.7.16 20:07
統合防災演習で「軽門橋」（ボートと橋をセットにした特殊装備）にショベルカーを乗せる作業を行う自衛隊員＝16日午後4時21分東京都板橋区の荒川（栗橋隆悦撮影）
マグニチュード（Ｍ）８クラスの首都直下地震に見舞われたことを想定した自衛隊の統合防災演習が１６日、５日間の予定で始まった。陸上自衛隊練馬駐屯地では、徒歩で東京２３区内の区役所に隊員を派遣する訓練が行われた。
隊員らは午後７時、２人１組で各区役所に連絡員として被害状況、災害派遣要請の有無などを把握するため、出発した。
正門前には迷彩服姿で都内を歩くことに反対するため、拡声器を持った労組関係者ら数十人が「自衛隊の災害派遣は戦争への道」などとシュプレヒコールを繰り返した。一方で訓練を支持する市民も１０人ほど集まり、「自衛隊頑張れ」と声をかけた。一時は双方が怒鳴り合うなど騒然とした。
訓練の主体となった陸自第１師団によると、２３区のうち、危機管理監などが対応し、訓練に協力したのは７区役所。残りは「休みで人がいない」と述べるなどして対応しなかった。自衛隊員の立ち入りを拒む区役所もあったという。
------------------------引用終了
陽猫
2012/07/21 16:57:47
こんにちは、しろぎつねさん。
お久しぶりです。
＞何かの息吹を感じたりしますが。
ですねー。
＞どっちもすり合わせてなかったのかすり合わせる気がなかったのか。
どうなんでしょうね？
協力したと思われる区役所のHPには、自衛隊訓練の件は載っているので、すり合わせを
行わなかったというよりも、情報を流して協力要請していても、左巻きの人が緩慢な対応を
続けたんじゃないかという印象を受けました。
自衛隊の方々は、拒否されたら引き下がるしかないって状況が、未だに続いているんでしょうね。
まったく、役所側に、誰の為に働いているのかと、言いたいですよ。
しろぎつね
2012/07/20 20:59:55
陽猫さん、こんばんは。
反対派と支持派が怒鳴り合って騒然となったところに、何かの息吹を感じたりしますが。
自衛隊というと国レベルで、区役所というと自治体レベルで。
どっちもすり合わせてなかったのかすり合わせる気がなかったのか。
ここら辺はお役所仕事ですね。
陽猫
2012/07/18 07:45:16
こんにちは、たぬきの休息さん。
自衛隊への理不尽な評価が変わってきたのは、阪神淡路大震災を経験してからですものね。
非常に悲しい悔しい教訓ですが、それを生かせたからこそ、東日本大震災時には迅速に動けた
という結果に導けたんだと、納得したい所にもって、東京の区役所のこの対応ですからね。
本当に、情けなくなりますよ。
過去の震災なんて、他人事だと思っているとしか、考えられませんね。
＞公務員も個々人では様々な信条をお持ちでしょうが、職務に関することに個人の思惑をはさん
＞では「全体の奉仕者」とはいえないでしょう。
まったくもって同感です。
”そう”思えないところに、危機感のなさを感じますよね。
陽猫
2012/07/18 07:15:39
こんにちは、村の電気工事屋さん。
そうなんですよね。
自衛隊の方々の活躍がなければ、人命救助も復旧もままならないのは、もう
周知の事実なのに。
未だ、このような対応を平然としている東京の区役所職員達には、驚きを禁じ
得ませんよね。
＞現在では 退役されて 予備になられている方たちも 災害に 出動されていますね。
ええ、ありがたいと思います。
専門知識と労働力を惜しむことなく提供していただける人々に、頭が下がりますよね。
たぬきの休息
2012/07/18 01:45:20
阪神淡路大震災の時はそうやって助かるはずの命を数多く失ったんだよなぁと思い返してみたり。
昨年の大震災では地震そのものより津波の被害が甚大で、自衛隊の方もつらい仕事が多かったことと思いますが、それでも出動の早さに時代の流れを感じてみたりもしていました。
自治体の労組関係って大雑把に言って旧社会党系と共産党系のがあったりするようですが、主流派は旧社会党系から民主党支持している辺り。
動員人数からして組織だっているとは言い難いので、自由行動か非主流派かなとも思えます。
休日の話なので、個人でやっている分には主張がとんでもなくても服務違反には該当しないのでしょう。
ただ区役所の対応は「休日だから」では済まない。
災害が勤務時間中に発生するとは限りませんし、休日でも対応できるよう区役所でも計画を定めているはず。
うちのような人口の少ない田舎ですら県や自衛隊を巻き込んで大規模訓練をやっているくらいなのに、都市部で交通がマヒした状態に陥った時に自治体職員だけで全てカバーなどできるはずがありません。
それとも自衛隊なしでの代替手段を区民に提示できる自信があるほど、その区の自治体職員は図抜けた能力をお持ちなんですかね。
公務員も個々人では様々な信条をお持ちでしょうが、職務に関することに個人の思惑をはさんでは「全体の奉仕者」とはいえないでしょう。
村の電気工事屋
2012/07/17 20:50:20
そうですね。 災害時に 頼りになるのは 自衛隊と 思うほど 活躍されています。
現在では 退役されて 予備になられている方たちも 災害に 出動されていますね。
専門知識も多く 迅速に活動されているのにも 頭が下がりますね。