ボーヤのブログは、一日にして成らず ^o^;

スカイボーヤ

【あらすじ】 金のボーヤ(金髪)と、銀のボーヤ(銀髪)は、マンネリを打破するため常に新しい登場の仕方を考える。
ジミーボーヤ(茶髪)は、地味ながらも魔法の学校へ通う。 いとこのボビーボーヤ(黒髪)は、ボーヤカフェを手伝う。
そんな孫たちを、隠居のジーヤは温かく見守る。 スカイボーヤ(本人)も、たまには登場するが、存在は薄い ^^;
※微妙に、続きになっています。意味がわからない時は、少し前から読んでみてね。 面倒くさくてごめんなさい。

アンダーボール作戦! (連載 第4話)

日記



「ど~もー、ジミーボーヤで~す!」
「ど~もー、ボビーボーヤで~す!」

「二人合わせて、ジェイビー(JB)ブラザーズですよ~」
「そうですよ~、ダブルボケのJBブラザーズです~」

「と言うわけで、今回はどんな感じにしようかねぇ?」
「たまには、カッコイイのはどうかな?」

「じゃあ、” スパイ映画風 ” って、いうのはどう?」
「あ、いいね、いいね! でも、オイラは、苦いの苦手なんで、甘口でお願いします~」

「こんな感じで仲良くやってます! JBブラザーズですよ~」
「そうですよ~、総天然色のJBブラザーズです~」


「あれ? 伝書コウモリが、何か運んできたよ?」
「あ、本当だ! 何だろうね? 茶封筒みたいだけど…」

「あ、”至急開封されたし” って、書いてあるけど…。 開けてみる?」
「うん。 手紙は入ってないみたいだね。 あ、昔のディスクが出てきた…」

「なんていったっけ? この四角いディスク?」
「ええと…。 ケロッピーディスク?」

「うーん? そんなに、かわいい名前じゃなかったような…」
「じゃあ…。 フロフキーディスク?」

「うーん、そんな感じだったかなぁ? あ、”すぐに、パソコンに入れるように” って、書いてあるけど…」
「え? 今どき、このディスクが入るパソコンなんてあるの?」

「スカイボーヤからもらった、お古のパソコンは、どうかな?」
「あ、そうだね。 じゃあ、入れられそうな隙間を探してみよう…」

「あ、ここの隙間なんてどうかな? ほら、ぴったり入った!」
「あ、自動で動き出したよ!」

”おはよう、ジミー・フェルプス君… ”

「うわ、しゃべりだした! って、 誰のこと? ジミー・ヘルプスって?」
「え? このディスクって、音声を入れられるほど、容量があったっけ?」

”秘密諜報員 金銀ボーヤが、豪華客船を手に入れたのは、ご存知の通り… ”

「え? 金銀ボーヤって、秘密諜報員だったの?」
「え! 金銀ボーヤが、豪華客船を手に入れたの? すごいねぇ!」

”順調な船出であったが、ある男の陰謀により… ”

「おぉ! 順調に船出したって! いいな、いいな~。 どこまで行ってるんだろ?」
「そうだねぇ、南の島かなぁ。 お土産買ってきてくれるかな? パイナップルとかさ!」

”その男の名は、怪人十面相。 変装の名人であるが… ”

「え? 十面相? 変装の名人にしては、レパートリーが少ないような…?」
「そうだねぇ…。 でも、十人に変装できるって、かなりすごい気もするよ?」

”発明家でもある。 顔を変え、あらゆる施設に潜りこみ、盗み出した部品で、脅威的なコンピューターを
  完成させた! その名も、スーパーミラクルコンピューター… ”

「へぇ、スーパーミネラルコンピューターだって!」
「ミネラル入りなの? 健康に良さそうだねぇ!」

”そのコンピューターで他人のブログを乗っ取り、最悪のシナリオに書き換える。 しかも、書かれたことが
 全て現実のこととなる恐ろしいものなのだ!… ”

「ねぇ? これって、いつまで続くんだろうね?」
「うん、一時停止しておいて、あとで聞くとかできないのかな?」

”そのコンピューターを使用すれば、大統領暗殺はおろか、第三次世界大戦も勃発しかねない… ”

「ねぇ? なんだか、ぶっそうなこと言い出したけど?」
「うん、平和ボケのJBブラザーズには、理解しがたいよねぇ…」

”我々は、有能な諜報員を怪人十面相の隠れ家に潜入させ、コンピューターの破壊を試みるも、ことごとく
 失敗… ”

「変装のレパートリーが少ないなんて言って、油断したからじゃん?」
「うん。油断大敵 火事おやじ! 」

”最後の頼みの綱の金銀ボーヤも、あらぬ方向へ船を進め ベーリング海で消息を絶った… ”

「えっ? 金銀ボーヤが、何だって?」
「どっ、どういうこと?」

”ブログを乗っ取られ、船が沈むよう書き換えられたと推測される…”

「えっ! ま、まさか、あの浮いてる二人が、そう簡単に沈められるわけないよね?」
「そうだよ、そうだよ! あ、でも、あの二人 泳げないんだよねぇ…」

”そこで、今回の君の任務だが、大事に至らぬうちに一刻も早く怪人十面相の隠れ家に潜入し、スーパー
 ミラクルコンピューターを破壊することにある… ”

「えっ! な、なに言ってるの? 普通のボーヤが、そんな大それたことをできるわけないじゃん!」
「そうだよ、そうだよ! 見くびらないでよ!」

”怪人十面相の隠れ家は、ニコッとタウンにある。 島番号は、355… ”

「え? そんな近いところに住んでいるの?」
「もしかして、街ですれ違ったりしてたかもねぇ」

”スパイ道具一式を郵送したので、ぜひ活用してくれたまえ… ”

「え! スパイ道具をもらえるの? がぜん、やる気が出てきたよ!」 
「おぉ! そうこなくっちゃ!」

”例によって、君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないから
 そのつもりで… ”

「え? こ、この任務は、失敗が許されないってこと?」
「そ、それでも失敗したら、自己責任ってこと?」

”なお、このディスクは、自動でフォーマットされる。 フォーマット後は、自由に使用してもよし… ”

「え! このディスク、もらえるの? やったー!」
「って、喜ぶほど、容量大きくないよね?」

”では、成功を祈る…。 ”


「あ、ちょうど荷物も届いたみたいよ! ちょっと受け取りに行ってくるね…」
「スパイ道具って、どんな物なんだろ? 携帯電話型のトランシーバーとか?」

「受け取って来たよー! けっこう重いよ!」
「見た目は、普通のダンボール箱だけどねぇ」

「あ、商品名のところに ”スパイ道具” って、書いてある…」
「もう!バレバレじゃん!」

「早速、開けてみよう! おわ!ジュラルミンのケースが入ってるよ!」
「あ! カッコイイー! その中に、スパイ道具一式が入っているわけだね!」

「そうみたいね。 じゃあ、ちょっと開けて中を見てみよう…」
「ドキドキですね」

「赤外線が見えるオペラグラスが入ってた!」
「おぉ! 防犯センサーをかいくぐれるねぇ!」

「あとは…、 え? 注射器に聴診器?」
「え? お医者さんごっこでも、やれっていうの?」

「あ、どんな錠前でも開けられる 鍵なんてのも入ってるよ!」
「え? 泥棒さんごっこでも、やれっていうの?」

「あ! パスポートも入ってるよ! 二人分!」
「え! オイラの分も入ってるの? ありがたいねぇ」

「でも、どう見ても、このパスポートの顔写真、マット・デイモンだよ…」
「こっちのパスポートの写真は、イ・ビョンホンだし…」

「こ、こんな偽物のパスポート使えないじゃん!」
「あ、でも、今回は外国に行くわけじゃないから、必要ないんじゃない?」

「それもそうだね。 じゃあ、あとで ネットオークションで売りさばこう!」
「ちょ、チョイワルですね?」

「あ、大変! こんなことしている暇じゃなかった!」
「あ、そうだった! じゃあ、この道具をジュラルミンケースに戻して、持って行こう」

「よし、じゃあ、先を急ぐよ!」
「あ、その前に、作戦名を決めておかない?」

「作戦名? じゃあ…、” アンダーボール作戦 ” は?」
「アンダーボール…? 低めの球ってこと?」

「うん。 高め高めを狙うとすると失敗するからね…」
「あ、そうか! 普通のボーヤたちは、低めを狙っていくわけだね!」

「そう! その通り!」
「じゃあ、心して 十面相の隠れ家に向かわなきゃ!」

  • みらい

    みらい

    2012/09/10 00:45:37

    アンダーボール作戦どんな作戦でしょう気になりますw

    JBボーヤさんたちに託されたミネラルコンピューターの破壊♪
    くれぐれも気をつけて頑張って欲しいですw
    (o´∀`o)ニコッ

  • みらい

    みらい

    2012/07/27 23:26:05

    \(^▽^)/!こんばんわぁ

    怪人十面相のアジトへいざ出発と出発しましたが
    この先に何が待ち受けるのか続きが読みたいですw

    無事に怪人十面相のアジトを見つけてスーパーミネラルコンピューターを
    破壊する事が出来るのか次号乞うご期待ですねww
    ゆっくりお待ちしていますのでスカイボーやさんのご都合の良い時に続きをお願い致しますぅw
    (o´∀`o)ニコッ

  • スカイボーヤ

    スカイボーヤ

    2012/07/21 23:53:27

    みん♪さん
    天然ボーヤたちに、世界は救えるのか~?
    次回も、ご期待ください~ (*≧m≦*)ププッ

  • スカイボーヤ

    スカイボーヤ

    2012/07/21 23:50:05

    くりにゃさん
    ダブルボケは、ほのぼのしてていいかもしれませんが、今回は、重要な任務を命じられてしまったので、
    あまりボケてもいられないのです~ (でも、読み直してみたら、けっこうボケてましたね ^^;)

    一昔前までは、FDが主流だったんですけどねぇ…^o^; 当時も、うすうす気付いていましたが、今思うと
    笑っちゃうくらい容量が少なかったですよね! (って、ボーヤ世代には、わからない話です~ぅ ^^;)

    (では、あとでこっそり、郵便受けの中に、イ・ビョンホンのパスポートを入れておきますね ^^ 間違って、
    マット・デイモンのパスポートを入れちゃったら、ごめんなさい ^^;)

  • みん♪

    みん♪

    2012/07/21 18:50:50

    (^∇^)アハハハハ!
    ボーヤの天然さに笑えてきました^^
    この先どうなるんだろ~?(*≧m≦*)ププッ

  • くりにゃ

    くりにゃ

    2012/07/20 08:07:39

    最後までずーっとニヤニヤしながら読んじゃった(・∀・)
    ダブルボケって、ほのぼのしててイイワ~って^^
    そういや、うちにも昔のFDやMOがあるけど
    読み取る機械がもう無いですわぁ。。
    ・・・で、イ・ビョンホンのパスポート、オークションに出さずに私と裏取引しませんかぁ(இдஇ; )?