ひまわり畑を眺める一匹猫

招き猫

猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。

今何時?

ペット/動物

くじら。

前回、鯨の話題で少々盛り上がりましたので、調子こいてまた書いてみる。

何ゆえ西洋人が鯨をそこまで大切に思っているのか、私なりに考えてみました。
1870年にフランスのSF作家ジュール・ヴォルヌが「海底2万マイル」という作品を発表しました。



古代アトランティス人は、別の星からやってきた宇宙人だった。
彼らは地球に一大文明を築く事になる。
それは非常に高度な文明で、科学力も技術力も驚くべきものだった。
やがて彼らは自分たちに忠実な下僕を作ろうとする。
最初に作った試作品が鯨だった。
地球の大半を占める海を自由に行き来でき、大量の物品を運搬するためには鯨は恰好だった。
彼らは鯨にある程度の頭脳と力を与えた。
しかしもっと身近な身の周りの仕事をさせるには、鯨は役に立たなかった。
そこで彼らは自分たちにそっくりな下僕、人間を作り上げたのだ。
やがてアトランティス帝国は内戦によって滅び、下僕として作られた人間と鯨が地球に生き残った。

とまあ、こんなお話。
もしもこのお話が、西洋でおとぎ話のように子供の頃から聞かされていたとしたら・・・。
彼らにとって鯨は自分たちの友達だと信じてしまうは、こんなところではないかと考えてみました。
この作品の中には、聖書の内容も多く盛り込まれています。
聖書に鯨がどのように書かれているのか、隅々まで拝読した事が無いので私にはわかりません。
聖書に同じような事が書かれていたとしたら、なお更ですよねぇ・・・。

もちろんだからと言って、他国の食文化をとやかく言う権利はありません。
彼らが何ゆえそこまで理不尽な事を言い張るのか、私なりに考えてみただけであります。

  • 招き猫

    招き猫

    2009/07/12 18:32:19

    きなこさん
    クジラはいいダシが出そうですねぇ。
    ウネってのがわからん。。。

  • KINACO

    KINACO

    2009/07/06 05:05:25

    山は、煮物はクジラのベーコンかウネで出汁とるんだ。

  • 招き猫

    招き猫

    2009/07/04 09:47:57

    黒猫手毬さん
    鯨肉の需要ですか。
    私なら、普通の値段でスーパーの店頭に並べられていたら、週に一度は買いますね。
    水産会社が商売にならないと判断したのなら、それもいた仕方ない事です。
    鯨肉という商品は、淘汰されていくという事でしょうね。
    ですから捕鯨を解禁してみればいいのです。
    自分たちが食べないからお前らも食べるなと言われるから、腹が立つんですよ。
    しかも何だかよくわからない理由で。

    自然界は確かに微妙で見事なバランスの上に成り立っていると思います。
    人間の介入で、それらは簡単に崩れてしまうものです。
    鯨の乱獲によって(日本が乱獲したのかはわかりませんが)鯨の数が減ったと言う事も事実ですし、捕鯨を制限してからイワシの数が減って値段が高騰したのも事実です。
    その事頃をしっかりと調査して、適正の量の鯨を捕ればいい訳です。
    まぁ、政治的なお話が入ってくる事は、残念な事ですよねぇ・・・。

    あ、ちなみに私はですね、きっと鯨のベーコンやお刺身は若い人に受け入れられると思いますよ。
    おいしいですもん。。。

  • 招き猫

    招き猫

    2009/07/04 09:27:40

    西の魔女さん
    まぁねぇ、日本人よりも何百年も前から金持ちしちゃってる訳ですからねぇ。
    「私たちの鯨使い方は、優雅で意味のあるものなのよ。食べてしまうなんて野蛮だわ!」
    とでも言いたいのでしょう、きっと。
    まぁ、その事についてとやかく言うことは、彼らと同じ土俵になってしまいますので止めときましょう。。。

  • 招き猫

    招き猫

    2009/07/04 09:23:48

    ユミ丁稚さん
    まぁそこの所は、主催者側の発表ではそういう事になっております。
    真相はともかく・・・。
    鯨を絶滅の危機に追い込んだのは、果たしてどちらなのでしょうねぇ?

  • 黒猫手毬

    黒猫手毬

    2009/07/03 23:37:09

    ネット上ではいろんな意見が飛び交っているみたいです。
    あちらこちらを覗いてから、お伺いしました。

    わたしはどちらでもない、という中立の立場^^;
    中途半端ですいません。

    この問題は難しいですね。
    そもそも、なぜ、日本は捕鯨にこだわるのか、と書いている人もいました。

    現在は一部の高級嗜好品として定着してしまった鯨肉。
    捕鯨が解禁されたとしても、水産会社は採算が取れないから積極的には
    参加したくないそうです。商業捕鯨が復活することは難しそうですね。
    確かに、需要があるのか疑問です。
    鯨の研究も進んで、生態や知性なども広く知られるようになりました。
    だから、今の若い人や子どもたちが好んで食べるとも思えません。

    これは食という生きとし生けるものの業というか
    知性が高ければ、食べることは悪なのかという、難しい問題を定義してきます。
    牛や豚などは知能が低いのかとなるでしょう?

    ただ、現在も鯨関係で細々と生計を営んでいる業種には大きな問題です。

    海ので生物で食物連鎖の頂点に立つ鯨
    増え過ぎると莫大な量の魚を食べて、生態系に問題が出ると説く人もいます。
    そうなると人間の食する魚類が危うくなる、、
    う~ん、自然界は見事なシステムでできており、鯨も死ねば巨大な
    食料を母なる海に提供するわけですから、なんとも言えません。
    増え過ぎているのは人間ですからね。

    北欧のノルウェーも現在、捕鯨をしてますね。
    国際捕鯨委員会で、いろいろ取り決めをするみたいです。
    そもそも、過去に捕鯨をしていなかった国も参加しているので
    実体がわかるのかという問題もあるそうです。
    こうなると政治なんですね。援助金で寝返る国が出てきたりで^^;

    鯨はわかりやすい自然保護の象徴みたいなところがあり
    手段を選ばない自然保護団体に狙われるんですね。

    ウミガメって絶滅危惧種だから、各地で保護してますね。
    ところが、ウミガメの卵や肉は美味しいそうです。今でもこっそりと食べている人がいるそうです。
    そんな人を、嫌だって思いませんか?
    そこを掘り下げていくと、チラリと見えてきたりします。

    西欧人特有の優越主義は絶対にあります。
    でも、捕鯨の現実を考えてみることも大事のような気がします。




  • 西の魔女

    西の魔女

    2009/07/03 22:55:22

    いやいや、だから・・・
    彼らは、わずかな油や
    膨らんだスカートの支えを取るためだけに
    鯨を乱獲して絶滅の危機に追い込んだんだよw

    白人の仕業なのに罪を他の民族に押し付けようとしてるんだ。
    愛してなんかいないさ。

  •  ユミ丁稚

     ユミ丁稚

    2009/07/03 15:09:36

    う~~~ん 難しいことはよ~分からんが、鯨を大事にしてたの~???
    ヒゲと油を採るためだけに、とってたんじゃないのかなぁ。
    今さら 「友達」 って言われてもなぁ。

  • 招き猫

    招き猫

    2009/07/03 14:11:15

    きなこさん
    そーかぁなるほど。
    実は私、中国の論語だの十八枝雀なんかはちっとばかしかじったけど
    西洋の思想などはよくわからんで書いちまった。
    聖書などもわからんちゃ。
    ジュール・ヴェルヌという人も、この作品をちっとばかし読んだだけで、書いちゃったからなぁ。
    知ってる人だったなら反感を持つかも知れません。

    きなやんの書いてくれた事、すっごくわかりやすいです。
    エジプトで見事なピラミット作ってた頃に、ヨーロッパでは石ころおったてて巨石文明やってたわけだから、そりゃ否定的ですよねぇ。
    ん?時代背景ちゃうか・・・。
    ジュール・ヴェルヌほどの思想の持ち主でも、そこを否定できなかった。
    そこを書かねばいけなかったのね。

    まぁ、鯨という生物を何ゆえそこまで愛し、崇めるのかを考えてたけど、これ位しか思い浮かばなかった。
    それが真相な訳。
    私のおつむじゃこれが精一杯ですわ。

    きなこさんのコメ読んで、アメリカ人の日本は友達~と言いながらな~んもしてくれない意味が少しわかった気がする。
    ありがとね~。

  • KINACO

    KINACO

    2009/07/03 12:43:49

    これはね、ちょっと極論すぎだね。
    アナタのね、「魂の正しさ」を庇護しつつ言うならばね、
    「武器」は「正しく」
    そうしないと、「誤解と反感」を買います。

    ここでジュール=ヴェルヌをあげるのは、論点を外すこととなってしまうよ。

    ヴェルヌは、パナパルティズムを批判した側の人です。
    「解放」を支持したのね。
    「児童書」のくくりも、近年反省があるよね。
    科学の進歩への予言、想定、それは評価されるに値するものだったの。
    まず、その背景とその評価をすると、ここでヴェルヌを出すのはお門違い。

    まず、もしここでヴェルヌを出すとするならば、
    「ヴェルヌほどの思想の持ち主であっても、
    白人以外が高度な文明を持ち得ていたと出来なかったのか」
    という部分よ。

    例えば、ピラミッドは「そのころのエジプト人がそれを作り得る文明なんか持ち得たはずは無い」
    ってとこから始まるでしょ?白人は。
    自分達が出来なかった事、有色人種が出来ていたはずは無い。
    っていうオゴリよね。
    でも実際は、「二進法」の概念を、すでに持っていたのよ。
    不可能ではない。それを認める事が出来なかったのね、白人社会は。

    そこなのよ。

    ヴェルヌほどの進歩的は思想家であっても、
    その壁は越えれませんでしたか?白人社会の意識の住民でしたか?ってとこ。

    クジラ云々が、このような影響であるとすれば、聖書は「乱獲」の前から存在していたし、
    ヴェルヌは1880年代よ、活躍が。

    聖書にある「白優越」の思想と「懺悔」の思想、そして「攻撃的」な思想
    これが影響はしています。必ずや。
    そこはアナタの解釈はおおかた正しい。
    他の文化、文明を許さないのは、そこから出ていると言っても良いでしょう。

    なにしろ「ガリレオ裁判」の誤りを認めたのは、1992年だよ。
    その傲慢さが、全てだよ。

    アナタは正しいよ。
    武器が違うだけ。
    もっともっと広く広く!狭義の解釈は勿体ないよ。