☆怪談深夜の警備員
評判はよいのであるが、かつて墓場のあった所に建てられたというあるディスカウントショップでの話である。
そのような場所なので以前から不気味な噂は後を絶たなかった。そんなことを聞いていたのであるが、就職難の時代にやっと就職できた新人の警備員である。ガンバッテ仕事をするぞと相当気合いが入っていた。
そして、昼間の賑やかさとは打って変わって静まりかえった深夜に彼が巡回していると、誰もいないはずの店の方から音がする。よりによって初仕事の夜に異常事態が起こったのである。これはただ事ではないと思った警備員ではあるが、一人だけなので応援を呼ぶべきかどうか一瞬迷った。それでも、このままにしておくわけにはいかないと思った警備員は決死の思いで力一杯シャッターを開け、店内の照明を全てONにして大声で叫んだ。
「誰だ~~」
店の中を見てみると”安さ”が爆発していたそうである。
宮坂昌義
2012/08/13 19:20:04
ディスカウントショップだけに、『安さ爆発』!
ウチの近所の電気屋さんも同じ幟(ノボリ)を道路沿いにズラッと並べております ^^;
Raputam
2012/08/13 10:22:59
え~~っ、落ちがわかりませんでした(いよいよボケたかな・・・)。
ボンチッチ
2012/08/13 06:18:29
鐘一つです。
怖くないです。面白いかと言うとディスカウントショップと
初めに書いてあったので落ちが「ま・まさかだよね」と
思ったらやっぱりでした。
今度に期待☆
上から目線でごめんね。