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捏造された慰安婦問題-新聞ネット記事より

ニュース

「捏造された慰安婦問題拡散のきっかけの1つが朝日新聞大誤報」
こういうニュース記事が出るようになったなんて、時代は変わったなぁーと思わずにはいられない。

私が教育を受けていた時代は、日教組の影響力が強い地域だったからか、現在の韓国側の主張そのままの意見を口にする教師が大勢いたし、テレビニュースでは、政治家の「失言(「日本軍は悪くなかった」とか「侵略戦争ではなかった」等)」問題にゆれ、次々と辞職に追い込まれていき、そういうニュースを見ている多くの人も、辞めて当たり前だとの認識で受け止めているような、そういった状況だった。

私自身はと振り返れば、もちろんバリバリの左翼思想に染められた子供だったので、失言問題で辞めていく政治家のニュースを見ても、当然だとの認識をもっていた。
が、毎年、次から次へと戦争関連の失言問題で辞めさせられるニュースを見ているうちに、「何で彼らはそういう認識をもっているんだろう?」という素朴な疑問がわき、私達とは違う教育を受けているとしか考えられないという結論をもとに、自分で調べるようになったのが、偏った教育思想から抜け出すキッカケになったように思う。

ネットの普及によって、昔よりも手軽に物事を調べられるようになって、ある程度の事実認識を誰でも持てるようになっても、世論は相変わらず、嘘から広まった話を、被害者を主張する側の感情論を重視し、まるで『事実』であるかのように扱うので、相も変わらずこの問題は、解決どころか、拡大の一途をたどっている。

そんな中での、この記事掲載なので、流れ的には当然の結果であろうとは思うものの、興味がある人にしか事実が認識されなかった時代が長かったせいか、記事の内容を読むにつけ、非常に感慨深いものを感じました。


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http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/postseven-20120815-136784/1.htm

捏造された慰安婦問題拡散のきっかけの1つが朝日新聞大誤報

 2012年8月15日(水)7時0分配信 NEWSポストセブン
 慰安婦問題が広く知られるようになって20年以上が過ぎた。第2次世界大戦時、日本軍が慰安婦を強制連行したとの「説」はその後の調査研究によって、事実ではないと結論が出た。しかし、残念なことに、勉強不足から慰安婦問題については韓国側の主張が「正しい」と信じている日本人も少なくない。

 東京基督教大学教授の西岡力氏が慰安婦問題の捏造について語る。ここでは誰が慰安婦問題のきっかけの1つとなった朝日新聞の大誤報について解説する。

 * * *
 慰安婦性奴隷説は1983年に吉田清治が『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』(三一書房刊)という本を出して誕生する。吉田は済州島で日本軍人らを引率し、若い未婚女性や赤ん坊を抱いた母親を連行し、レイプしたという「体験」を語ったのだ。

 だが、『済州新聞』は、現地住民はそのようなことはなかった、吉田は嘘をついていると語っていると1989年8月14日同紙に書いている。

 この吉田の証言から8年後、1991年8月11日、朝日新聞が大誤報をして、第1次慰安婦騒ぎが始まる。「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く」という大見出しを付けた記事は〈日中戦争や第二次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかり、「韓国挺身隊問題対策協議会」が聞き取り作業を始めた〉というリードが付けられていた。

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」と書いている点が吉田証言に乗っかった悪意を持つ誤報だった。なぜなら、名乗りを上げた元慰安婦、金学順さんは「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」てはいないからだ。彼女は貧しさのため母親に40円でキーセン(妓生。朝鮮半島の芸妓・娼婦を指す)として売られたと訴状などで明言しているのだ。今現在まで朝日新聞はこの誤報を訂正していない。

  1992年1月に訪韓した宮沢首相は盧泰愚大統領に8回謝った。私は同年2月、外務省北東アジア課の幹部に、首相は権力による強制連行を認め謝罪したのか、貧困による人身売買の被害に対して謝罪したのかと質問したところ、これから調べるという驚くべき回答を得た。以上のような内容を私は同年4月号の月刊『文藝春秋』に書いた。

  私の論稿が出た直後、現代史学者の秦郁彦先生が吉田証言について現地調査を行ない、先に引用した済州新聞の記事などを発見して吉田証言も嘘であることを暴いた。金学順さん以外の名乗り出た元慰安婦の証言についても、ソウル大学名誉教授の安秉直先生が学術的な調査を行ない、権力による連行は証明できないという結論を出した。

  日本政府は1992年1月以降、過去の公文書を徹底的に調査したが、女子挺身隊制度と慰安婦は全く別物であり、慰安婦を権力によって連行したことを示す文書は1つも出てこなかった。以上のように、第1次論争で実は事実関係については決着がついていた。
※SAPIO2012年8月22・29日号
------------------------引用終了


#日記広場:ニュース

  • 陽猫

    陽猫

    2012/09/20 22:17:00

    こんにちは、えいぷさん。

    >「証言がない」ということも重要な「証拠」になるのです。
    >つまり、日本軍による強制も拉致がなかったことは
    >さっきの質問に対する韓国人の返答ですぐに証明できてしまうのです。

    まさしくその通りだと思います。
    しかし、現実は違います。
    そこに、疑問の余地を挟む事は、個人的には出来ても、表だって(韓国国内で)は出来ないでしょう。

    共同体意識から自ら外れるという事は、矢面に立たされるという事です。
    それでも、それを押して行動すれば、親日家のレッテルを張られて、財産没収の憂き目にあいます。

    身内どころか親類縁者にまで迷惑をかけ、懇意にしている人間関係全てを失うデメリットに耐えてまで、
    事実を事実として認識し、主張する事は、多くの韓国人にとってなんのメリットもない、という事が、
    今の事態を招いていると、私は考えます。

    その事について、えいぷさんは、どのように考えられますか?

  • えいぶ

    えいぶ

    2012/09/19 22:24:35

    韓国の人と話すと必ずこのことをふれてきますが、
    僕はその時に彼らに必ずこう質問をします。
     「あなたなら自分の娘が軍に拉致されたと分かったらどうします?」

    すると、彼らは異口同音に
     「日本軍だろうが絶対抗議行動をします!」と、言いますので

    「じゃあ、どうして拉致された親や親族は抗議しなかったのですか?」
    「家族を大切にする朝鮮民族なら、当然抗議活動をしたでしょうし、
     おそらく暴動にまで発展したはずですよね?」
    「やっていたら今でも抗議活動のことは韓国で伝えられてますよね?」

    ここまで言うと、彼らも「自称慰安婦」の証言しか韓国にないことに気づき
    後は、ちゃんとした反論もできなくなります。

    だって、そうでしょ?
    娘を拉致されて戦ったのなら、当時の日本軍が言論統制をしても
    韓国人の気質なら必ずその事は子々孫々に言い伝えるはずです。

    20万人も拉致したら「自称慰安婦」以外の証言も必ず出ます。
    なぜ、未だに出てこないのでしょうか?

    「証言がない」ということも重要な「証拠」になるのです。
    つまり、日本軍による強制も拉致がなかったことは
    さっきの質問に対する韓国人の返答ですぐに証明できてしまうのです。

  • 陽猫

    陽猫

    2012/08/21 21:54:14

    こんにちは、たぬきの休息さん。

    >「南京大虐殺」についても朝日はやらかしていましたよね。
    中略
    >教科書書き換え問題も結局誤報でしたし、朝日新聞の存在価値って何なんでしようね。

    日本を貶めたいという意識を持った人の集まりなんじゃないかと思うほど、いろいろやらかしていますからね。
    そのように思う気持ち、よく分かります。

    >従軍慰安婦問題は途中で問題が変質しています。
    そうなんですよね。
    その時々の政府が、証拠がある無しよりも【相手を思いやる】事を優先してしまった結果、日本にとって不利益な結果を招いているんですよね。
    相手を思いやるという事は、美徳ではありますが、国対国の問題でそれをやってしまうと、とんでもない結果を招いてしまうという事は、もういいかげん、私達国民の側が学んでも良い時期に来ていると思うんですよね

  • たぬきの休息

    たぬきの休息

    2012/08/19 13:42:57

    「南京大虐殺」についても朝日はやらかしていましたよね。
    本田記者の中国紀行文が連載されていた中に取り上げている箇所があり当時大反響があったのだとか。
    しかし、彼が中国を取材した当時は文化大革命の最中。
    情報が少なかっただけに反響が大きかったようなのですが、中国側の意に沿ったものでなければ連載などできなかったことは今から見れば容易に判断できるともいえます。

    でもその後の経過を考えれば、こんな嘘を広めて一般常識化させようとした罪は大きい。

    教科書書き換え問題も結局誤報でしたし、朝日新聞の存在価値って何なんでしようね。

    それはともかく。
    従軍慰安婦問題は途中で問題が変質しています。

    当初問題となったのは慰安婦の存在について「軍の強制はあったのか」ということ。
    これはおっしゃるように軍の関与を示す資料はなく、証言にも誤りがあるということで明確に否定されています。

    本来でしたらこの時に政府が「事実無根」と言ってしまえば終わっていた話を「広義の強制性」などと一部知識人が主張したことで話がややこしくなっています。
    広義の強制性なんて保健所が業者に衛生指導するようなレベルで論理としては全く破たんしていると思うのですが。

    慰安婦というのは、戦争中に兵隊が現地人を強姦して治安を悪化させないことと性病の感染を防ぐことを目的として、日本に限らず当時の軍隊にはそれなりに必要な存在でした。
    (だから慰安婦の健康管理をしっかりするよう軍が業者に指導しているわけで。)
    だから韓国もベトナム戦争参戦時には慰安婦を連れて行っている。
    それを現在の価値観で判断するというのもおかしな話です。

    でも朝日新聞以上に困ったものなのはその時々の政権。
    証拠がないものをホイホイ謝るから今日まで禍根を残しているのだという現実を直視して今後は発言していただきたいものです。

  • 陽猫

    陽猫

    2012/08/16 08:15:32

    こんにちは、PAMPAさん。

    情報をありがとうございます。
    1991年8月に金学順が日本政府に対しての訴訟を起こした時、【親に40円でキーセンに売られた】と訴状に書いていた件を、朝日新聞の植村隆記者が、意図的に【女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうちの一人が名乗り出た】と、悪意ある嘘を混ぜてニュース記事とした。
    という事は、よく知られている事ですし、私も知しっている事なのですが、
    PAMPAさんが紹介して下さった記事には、もう少し踏み込んで、何故、【捏造】であると断言できるのかまでが書いてあって、勉強になりました。ありがとう。

    朝日新聞の植村隆記者が何故、記事を捏造したのか?
    その事実を知ってみれば、実にかの国らしい発想(身内の為の嘘は例え公の場でも許される)からの、【捏造】で、その嘘に未だに利用され続けている私達から見れば、本当にいい迷惑な話ですよね。

  • 陽猫

    陽猫

    2012/08/16 07:35:14

    こんにちは、meianさん。

    >「悪貨は良貨を駆逐する」と言いますが、悪意ある人間の発言に欲深い人間が群がって力を得る・・・、
    >なんとも言いようがありません。

    全くです。
    韓国の李明博大統領も、任期が残り半年となり、大統領を辞めた後の自身の処遇を少しでも良くしようと考えての行動だと分かるだけに、本当に面倒臭い国だと思います。
    何故、隣国だからというだけの理由で、日本の尊厳が踏みにじられなければならないのか。
    その事に、私たちはもっと怒らなければならないと思います。

    もう、これ以上、彼らの『感情』に配慮したって、日本にとって何のメリットもないんだって事は、十分すぎるほど分かっていると思うんですけれどね。

  • PAMPA

    PAMPA

    2012/08/16 05:43:52

    こちらも参考になります。
    朝日新聞の悪質さが良く出てます。


    慰安婦について調査委員会を設置せよ
    http://blogos.com/article/44513/?axis=g:0

  • meian

    meian

    2012/08/15 23:57:27

    今晩は。
    認識を改める情報を、ありがとうございます。

    「悪貨は良貨を駆逐する」と言いますが、悪意ある人間の発言に欲深い人間が群がって力を得る・・・、
    なんとも言いようがありません。
    韓国大統領のこの件についての発言も、己の保身以外の何ものでもなく、日韓両国にとって不幸な未来を
    生み出すだけ・・・。愚かとしか・・・。