うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

晩夏の蝉

小説/詩

アブラゼミとミンミンゼミの声が今を盛りと賑やかに聞こえる。
朝五時の薄暗い林の中、蜩もたまに混じって。
或いは真昼の日射しの中で木々をふるわせんばか りの鳴き声を聞く。
どちらがそれらしいだろう?
イメージとしては後者。
汗と日射しが肌の上で暑い混交をとげている、
そこにさらに混じる晩夏の音。


#日記広場:小説/詩

  • うみきょん

    うみきょん

    2012/08/17 04:04:48

    エリーさん、ありがとうございます。
    詩的なコメント、心にすっと、入って、後を引くようです。
    うちのマンションの渡り廊下に、灯を求めて、夜集まってきたのでしょう、
    毎年、たくさんの虫たちが、横たわっています。
    蝉もそう…。
    カナブン、カミキリムシ、ハナムグリ、クワガタ…
    横たわっている虫たちで、近くにはこんなに虫がいたのか…と
    どこか、かなしく、眺めていて。

  • うみきょん

    うみきょん

    2012/08/17 03:58:06

    男だろマサ吉さん、ありがとうございます。
    昨日も暑かったですね。
    蝉の鳴き声をうるさいと感じるひとがいるのは、
    やはりあの暑さと、あまりにも近しい関係だからなのかしら
    と、炎天下のなかで、鳴き声をききながら、ぼうっと思ってました。

  • エリー

    エリー

    2012/08/16 22:52:27

    いくらか
    死んでしまった蝉が転がるのも見つけるようになってきましたね。
    焼けるような日差しに打たれてぼんやりする頭でいると、
    目が離せなくなってしまう気がします。

  • 男だろマサ吉

    男だろマサ吉

    2012/08/16 10:17:24

    まだまだ残暑はコレからみたいw