事の始まりは友達のお父さんの盆栽でした。

品評会に頻繁に出品するそのおじさんの盆栽は、盆栽の中でも

ちょっと大きいいわゆる大物盆栽と言うものらしいのですが、

品評会に出品する時に大きな盆栽鉢を欠けさせてしまったのです。

それを気にしてネットで大物盆栽鉢を検索した所・・・

http://www.yamataya.com/product-list/71

大体こんな感じのものが出てくるわけなのです。

高い！　Σ(ﾟДﾟ；；)ﾉ

安いものでも数万円、いいものだと十数万とか平気でするもの。

ネットの写真で見ただけではこれは買い辛い。

と言う訳で、お父さんの下見にと友達がこちらな来る事になりました。

目指すは盆栽鉢専門店。

http://www.marutatu.net/

ついでに食器等も見て楽しもう等と甘く見てました。

駅から直線距離で約２キロ。

タクシーを頼むのにもちょっと近い気がしててくてくと歩いてしまった

のです。

ええ、方向音痴のヤツフサは道を間違えましたとも。

そんでもって往復４キロ程度を予想してましたので、まさか１０キロ

越えるとは思いませんでした。
（ヤツフサの地図では１０キロでしたが、友達の携帯ＧＰＳでは１２キロでした）

しかも最高気温３５度。

てんてん干しの中ようやくたどり着いたセラミック街道セラモール。

さぞや素的な大物盆栽鉢がわんさとあると思いきや・・・

あれ？　大物盆栽鉢が余りないよ？　Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)

お店の人に聞くと、最近はガーデニングに押されて盆栽鉢が売れなくてねぇ

との事。　Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ

代わりに大量にあるのが睡蓮鉢。

そう、ニコッとタウンの動物農協にもある、お庭の水鉢です。

ガーデニング人気ともう一つの勢力、ビオトープがそこにありました。

お庭に睡蓮鉢を置いて、水草や金魚やメダカを入れるあれです。

普通なら数万円位するものが結構お安く置いてある。

特価品なんて２千円くらいで買える。

でも欲しいのは大物盆栽鉢なのです・・・　Ｏｒｚ

更にお店の人に尋ねると、今はいい大物盆栽鉢は単品思考なので、

オーダーメイドと値段は変わらないよとダメ押し。

お店にあるよさげな盆栽鉢も作者名が入ってると桁違い。

一旦大物盆栽鉢をはあきらめて、やはり常滑焼きと言えば急須！

と言う事で小物を見て周る事にしたところ、これもまたいいものが

７～8千円でゴロゴロとある。

お店もいっぱいあるので半ば熱中症になりかかりながら何件かの

お店を見ていると、これまたいい物を作っている窯元のお兄ちゃん

はプライドが高い。

湯飲みがなんで取っ手がないかご存知？

良いお茶はあまり暑い温度で入れないのと、湯冷ましをちゃんと

使って飲むものなんですよ。　湯飲みもお茶の色を楽しむ白いもの

が主流ですが、おいしいお茶を飲むなら白いものは避けた方がよい

等と半ば嫌味の様に聞かされるものだから、暑くて弱ってるのに

聞かされた友人が激怒　＞＜

ヤツフサ的には常滑焼さんの言いたい事はわかるのです。

何故なら常滑焼のライバルは、同じ愛知県の瀬戸焼。

愛知県瀬戸市の陶磁器は　瀬戸物　と呼ばれるほどメジャーな

陶磁器で、瀬戸物の保護のために禁窯令が出てしまい、常滑焼

が衰退してしまうほど超メジャーです。　しかも湯飲みの中が白く、

お茶が綺麗に見える。

常滑焼の窯元の青年がムキになって常滑焼の凄さを語るのに、

瀬戸焼をディスるディスる・・・

そんな事関係ない県外の人が聞かされているわけですから、

聞いてるほうは耳が痛いの何の　＾＾；

とりあえずその日はとこにゃんグッズを買っただけで終わってしまいました。

（とこにゃん　とは、常滑市の招き猫道りの上にある巨大招き猫です。）

http://yunomi2005.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_247/yunomi2005/E381A8E38193E381ABE38283E38293.jpg


長くなったのでまた続きます・・・

長くてすんまそん。　<(_ _)>
　

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