怒涛の富士山ウィークが終了し、ニコタに帰ってきたのもつかの間、またも、明日から富士山添乗に行って来いとのお達しが、添乗中になされたのでありました…。
そして、今日打合せでした。
これで、今季、富士山に登るのは（頂上まで行けなかったのも含め）６回目です＾＾；

さて、前回と前々回の富士登山報告ですが…。
８／１３～１４
この日はボーイスカウトの子どもたちを連れての富士登山でしたが、登山前に宿泊予定の山小屋から電話があり、「悪天候なので、せっかく来られても、何も見えないし、翌日も回復しそうにないので、日を改められたらいかがでしょうか？」との事。
でも、３５周年行事で一年前から企画していたイベント登山だけに中止にするのも忍びなく、みんな、行く気満々でしたし、なにしろ、「ボーイスカウトの行事に、『雨天中止』は有り得ない！」との「鶴の一声」もあり、意を決していくことにしました。
コースは静岡県側の登山口の一つ「富士宮口」からの往復で、距離的には短いコースなのですが、登山コースとしては比較的、キツいコースです。
下界の天気は悪くはなかったのですが、五合目に近付くにつれ、雨が降り、風が吹き…登山スタート１時間後には、嵐の様な突風に…。
私も富士山には軽く２桁は登ってはいますが、私の富士登山史上、最も最悪の天候で、これ以上ない悪天候でした。
何とかダマしダマし７合目まで上がってきましたが、７合目の山小屋の前で更なる突風が…。
予約していた山小屋ではなかったのですが、これ以上は危険だと思い、泊めてもらう様に交渉するも、他の登山者も同じ状況で、その小屋は満杯状態なので、出来ればほかの小屋に泊まって欲しいとの事。
富士宮ルートは、富士吉田ルート（山梨県側）と比べ極端に山小屋の数が少ないので、他の山小屋へ…と言っても、その後は予約した７合五勺の山小屋しかないのです。
少し、雨が治まるのを待って、渋々、７合五勺まで上がる事にしました。
遅れた子どもたちを何度か迎えに行き、午後5時ごろには全員無事に山小屋へ到着。
次の日も天候は回復せず、嵐の中下山。
散々な目に合いながらも、皆無事に帰って来られました。
子どもたちに、山登り嫌いになったよなぁ…と思いながら、聞いてみると、「山登りが好きになった」とか「今度は絶対に、頂上に登ってやる！富士山待ってろよ！！」とか頼もしい意見ばかりで、最近の子どもたちも捨てたもんじゃないな…と、ちょっぴり、嬉しかったです。彼らにはとても良い経験になったようです。

８／１８～１９
この日は仕事（添乗）での富士登山でした。
今回のルートは富士吉田（山梨県側）ルートで富士登山では登山者数が一番多く、山小屋も多いので、比較的登りやすいルートでした。しかも、初日は曇りで翌日は晴天と言う、富士登山の天候としては最高のコンディションでした。
１１時頃に５合目に着いて、高度順応と食事時間で時間を取り、１２時半ごろから登り始め、８合目の山小屋に午後５時半ごろ到着。
夕食（カレーライスｗ）と仮眠を取って、夜１０時半に山小屋出発。
朝、３時半頃に頂上到着。
４時５０分の御来光を見て下山開始。五合目に１０時頃に戻ってきて、バスで移動し、温泉に入って昼食を食べて帰路に着く…と言う、ツアーとしては一般的なコースでした。
８合目でリタイアした方が３名いましたが、他の方は何とか無事に下山でしました。

そして、８／２２～２３で、またも、富士登山添乗に…＾＾；