うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

妖精の通り道 1

小説/詩

外回り仕事の途中で。
ドアへ続く渡り廊下の入口に、小さな植え込み。
そこに紙製の立て札が。
「妖精が通ります」。

どんな妖精なのだろう?

それを見ている時、
アオスジアゲハが黒地に
鮮やかなエメラルドグリーンの羽根を
せわしげに羽ばたかせてやってきた。
尾長がギャッと小さな悲鳴のような鳴き声をあげた。
青灰色の長い尾。
きっと青い羽根の妖精の通り道なのだろうと思った。

近くの林では、芭蕉の葉だろうか、風でゆれているのが、
まるでカラスのよう。
というよりも、最初、カラスだと思った。つぎに、違う…
もっと、べつの、たとえば妖精では?
などと思ったり。
こんなふうに、妖精とも、きっといつか
会うことができるのでは。
あるいは妖精にであえなくても、
妖精のしわざのような、不思議なことに
出合うことは、しょっちゅうあるのだから、
それでよし、としようか、などと。







リアの腹立ったこと、ここの8月21日のブログで
愚痴を書かせて頂いて、
愚痴を聞いて頂けて、だいぶおさまってきました。
ありがとうございます。

  • うみきょん

    うみきょん

    2012/08/24 18:09:22

    男だろマサ吉さん、いつもありがとう、感謝です。
    お礼おそくなって、すみませんでした。
    気持ち、きれいに、おだやかに、やさしくしていると、
    なんだか、本当に妖精にあえそうな気がします。
    そういうふうに心がけていると、言葉もなんとなくでてくる気がして。
    男だろマサ吉さんも、妖精とあそんでくださいね。

  • うみきょん

    うみきょん

    2012/08/24 18:07:11

    ヒガシさん、うれしいです、ありがとうございます。
    お礼がおそくなってごめんなさい。
    おっしゃるとおりですね、言葉をつむぐことを大事にしたいと思います。
    ヒガシさんも妖精にあえますように。

  • 男だろマサ吉

    男だろマサ吉

    2012/08/22 21:34:47

    気持ちがキレイだと

    妖精見れるかもねw

  • ヒガシ

    ヒガシ

    2012/08/22 18:15:48

    いろいろいやなこともありますが、言葉にすることで払拭されることもあります。

    言葉をつむぐこと。これからも続けましょう。

    いつか妖精にあえるといいですね。