天使の棲む街

くりす

日々の事やら趣味の事、たまに気まぐれに短編詩とか徒然に…。

扉の向こうで

小説/詩

開かない扉の向こう側

聞こえてくる楽しげな話し声

鍵は開いているけれど

そこに私の居場所はない

”待て”をさせられた飼い犬のように

いつも扉の向こうで佇む事しかできない自分

ここにいるよ?(気付いてる?)

私はもう必要ないの?(ならいっそ息の根をとめて?)