TAKEのつぶやき

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☆天王星(Uranus)

その他

  天王星は外惑星であり、約84年もかけて太陽の周りを1周します。6等星くらいの明るさなので、肉眼ではほとんど見えません。ただ、動きが非常にゆっくりしているので、望遠鏡で一度確認しておくと簡単に見つけることができるでしょう。
  また、天王星を見つけるには独特な色(青緑色)も大きなポイントになります。つまり、地球からこのような色に見える星は天王星と海王星くらいです。

  天王星は太陽系惑星の中で土星に次いで3番目の大きさになります。木星や土星と同じガス惑星ですが、水が多いので新たに水惑星(天王星型惑星)と言う分類もされるようになっています。

  天王星は英語で「ウラヌス」と言います。これはギリシア神話に出てくる天空の神で、最初の世界の支配者タイタン族の長とされています。また、大地の神ガイアの息子であり、夫でもあります。そして、ウラヌスはゼウスの祖父、つまりゼウスの父クロノスの父に当たります。
  ところで、この名は古代の人が付けたものではありません。つまり、近世以降に発見された惑星であり他の惑星に倣って神話に出てくる神の名が付けられました。