☆再びデリーへ
前回の続きです。シャハランプールに滞在したのは4日間でしたが、予定はすべて終わり観光するところもほぼ回ったので、1日早くデリーに帰ることにしました。
ところで、前回カキコしたように会社側はビジネスを考えていたので、ホテル代はすべて出して頂きました。ビジネスの役に立たないかもしれないので、いいのかなと思いつつもその時はお世話になりました。
ところで、バスは1日に何便もありデリーとの行き来は盛んなようでしたが、観光地ではないこともあって、日本人旅行者は全く見かけることはありませんでした。でも、こういうところに行ってみるのもインドの醍醐味なのかもしれませんね。
そして、またしてもバスでくたくたになりながらデリーに帰りつき、リクシャーでホームスティ先にたどり着いたのですが、ここでインド滞在中で最大の事件がありました。
最初はヒンディー語しか話せないお手伝いの人が出てきたので何のことやらさっぱり理解できなかったのですが、なんとご主人が心臓麻痺でお亡くなりになっていました。それは幸か不幸か小生がデリーを離れてから3日後だったということでした(その場にいても大したことはできなかったと思います)。
そのようなことで、家には客を泊めることができないということでしたので、その日は研修先のボスのお宅に泊めて頂き、その後安いホテルに移ることにしました。
数日後、お悔やみ?を言いにお伺いしましたが、さすがにおばさんは疲れたようでした。ご主人は英語が話せなかったので会話したことはなかったのですが、おばさんは泊めてあげられないことを何度も詫びるので、その時ばかりは小生も妙にしんみりしていました。
もう、相当前のことです。帰り際に「第二のお母さんと思って、また寄ってね」と言われていたおばさんは、今頃どうしているのかなとちょっと気になってます。