☆「元刑務官が明かす死刑はいかに執行されるか」
“執行現場にも立ち会ったことのある元刑務官が、内部資料と取材で死刑囚の現在を明かす衝撃のドキュメント。死刑囚監房、処刑の瞬間、執行官の苦悩…。すべてを見てきた元刑務官が、公開を許されなかった真実を初公開。”
こんなことが書かれていたら、良い意味でも悪い意味でも、多くの方が読んでみる気になると思います。私はタイトルを見たときに、「刑務官とは囚人を監督するのが仕事だが、刑務所の中が職場であり、定年までそこで過ごすので、立場は違っても同じように収監されているようなものだ」ということを何かの本で読んだのを思い出しましたが、内容は生々しく書かれていて、改めて死刑に関してもっと知っておかなければいけないと感じさせられました。
はっきり言って暗い本ですが、死刑を含めて法のあり方を考えるきっかけになる本でしょう。
くもい
2012/10/17 23:10:16
刑務間の心的負担を軽減するために、執行ボタンが複数あって、誰が執行したかがわからないようにする、ということが。TVで報道されていました。
いろいろな意味でゆがんだ制度だと、感じさせる番組でした。
生々しさも、考えるために、時には必要ですね。
睦月
2012/10/14 23:51:24
以前は執行の数日前に、死刑囚本人に「言い渡し」があったそうですが。
現在は自殺防止のため、執行当日の朝、突然”おむかえ”が来るそうです・・・
手紙を書いたり、家族とのお別れも出来ませんねぇ。