脳内貯金箱

osakana

頭の中に「イイっ!」と思った事を貯め込むのが好きなのです。
・・・が、最近はブログの更新は滅多にしません^^;

過去ブログから、おおよその嗜好が分かるかと。
ゲームの感想や気になる漫画、タウンのイベント事が中心です

十三支演義~偃月三国伝~

ゲーム

ストーリー原案:広井王子。メインテーマ曲:植松信夫
ネームバリューで攻めてるのか、と思いつつ、
ストーリーは「ネコミミ」の三国志wwなんでネコミミ!?というのが第一印象
主人公(ヒロイン)は関羽。劉備はまさかのチビッコw

PV ⇒ http://youtu.be/V1ItNVSuhso

化け猫の子孫と蔑まれる猫族と、忌避しながらも、その力を戦に利用しようとする人間達
争いを望まない心穏やかな種族が巻き込まれる、戦乱の渦

主人公は人間と猫族の混血
武に秀で、戦場で先陣を切る様は麗しく、料理も出来て健気で可愛いw
しかし、猫族全体がお人好し気質なのに、さらに上を行く警戒心の無さはチト問題
恋愛面に鈍いのは、乙女ゲー主人公にありがちなので気にならないが、
(鈍い主人公を、心配させたもん勝ちと言う気がせんでも無い)
某√では、再三警告されたにも関わらず、明らかに罠だろ!という相手を信じ過ぎで、少しイラっw

骨太で密度の濃いシナリオ、細かな処まで絶妙なキャストの演技、構図も塗りも美麗なイベントCG、
脇キャラまで掘り下げたサービス精神といい、乙女ゲーとして高水準かと


特にシナリオ!
4章までの共通ルートもじっくり丁寧に描かれていましたけど、
5章~9章(一部除く)からの個別ルートの長さはハンパないっすね
盛り上がりが気になって睡眠時間を削るも、終わらないから寝た方が利口と言う事がまま
(それでも5章は共通の展開が多いから、既読スキップにならないのは☓)


戦闘時にカットインが入ったり、立ち絵の差分も豊富
クイックセーブ&ロードにスキップ機能有り。バッグログ経由での巻き戻しも可能
主人公以外はフルボイス
クリア後に、番外編としてサブキャラのシナリオも鑑賞できるのは◎
 (3人はチョット少ないけど!
夏候淵は切なくて非常に良かった!が、むしろ番外編を見た事により、袁紹がより嫌いになったww

wwwwwwww

攻略順は、劉備⇒夏候惇⇒張飛⇒張遼⇒曹操⇒趙雲

初回に悩んだものの、1番最後に美味しい処を頂こうと、趙雲はラストに!

そして全クリア後にもっとも好感度が高かったのは

夏候惇!!そして趙雲!がダントツで素敵ww

あとは・・・劉備、張飛、張遼、曹操かな



夏候惇

鋭い眼光で威圧され、お前カタギじゃねぇな!wwと言いたくなる、
ドスの利いた声(CV鈴木達央)で罵られる日々。(+夏候淵のキャンキャン口撃
差別意識バリバリで見下してくる上に女嫌い。が、実直で努力家で照れ屋
細身(他キャラに比べれば小柄な身長)、に黒手袋がストイックだと思うの!w

ツンデレのデレは・・・いつ来るんですか?と問いたくなる、ツンドラ気候が長く激しいほど、
態度が変わった時の2828感がハンパない
全編、丁寧に描かれていて、どのイベントも美味し過ぎるじゃないか!!ww

「十三支で女だなんて、最悪だ!!」と言っていたくせに、
「お前は俺の認めた武人だ」 とまでなり、
「女である前に武人だろう」と無意識に焦ったり、無自覚だからこその行動が堪んネェすwww
難を言えば、好感度の確認画面で、眼帯姿はイカンだろ。ネタバレすぎる
攻めに転じた武将の本気を、もっと拝ませて戴きたかったぜ!w


趙雲

第一印象は、背中が格好良いw
繰り出し続ける爽やかなタラシ文句の数々を、すべて天然で押し通せるという鮮やかな手並み
どのキャラ√であろうとも、優遇されてるなぁ、と思わせる出番の多さ!
結っていた髪の毛が戦闘時にハラリと解けれた時なんぞ、
おまえどんだけサービスする気だよ!と思ったわww

天然とはいえ押しが強く、序盤からかなり出来上がっている感があり、
恋愛面は起伏や意外性の無いまま終盤まで行ってしまうのかと思いきや・・・
あの展開はヤキモキするな!そりゃもう、いろんな意味で!

バッドEDまで背中で語られて、おりゃもう堪らんぜ!夕焼けが綺麗過ぎ
大らかで自由な人が、色々な重しで、がんじがらめに耐える姿は辛い><
趙雲を最後にした為、バッドED後⇒袁紹でゲームの〆を飾ると言う痛い展開に;
某所の眼鏡装着くらい声が違うなら平気だけど、小者臭がする奴にいたぶられるのはいやぁww


劉備

初回プレイ時、あまりに純粋でチビッコ過ぎるので、恋愛対象には見れんだろと
癒し系ってことなんだな!と納得
混血の主人公が支えにしてきた存在なだけあって、絆や思い入れは強い
しかしまぁ・・・・せつねぇ展開。。。

主人公が鈍い為、恋愛感情を自覚組(主に張飛)は割を食う事が多いが、まさか劉備もだったとは
石田さんの声を充てるだけあって、演じ分けが良い


張飛

姉貴一筋!狙うは弟分からの脱却!その空回りっぷりが、良し
呂布というヘンタイ女に迫られた姉貴への、「あぁぁぁぁ・・」など、キャストの演技もサイコーw
人間や猫族、子供やお年寄り、誰からにも好かれて頼りにされる張飛の成長っぷりも◎だが、
やっぱり張飛は、蘇双や関定達に弄られる、不遇な扱いの方が面白い

ラストの張世平のセリフは、全く同意見。そりゃ趙雲の方が安心できるww


張遼

うっさんくさい、が第一印象な、呂布の万能執事武将
嘘かホントか、なに考えてるか判らんまま進むので、
ようやく健気だと信じてやっても良いぜ!、と思う頃に話が終了w
思っていたよりは純粋で爽やかな展開が好印象
張遼だけバッドEDに専用CGが無いのはなんでだ?


曹操

他√で、安定した格好良さを披露していたので、
敵方だからこその王道を、丁寧に進めるのかと思いきや・・
いや、ベースは悪くないんだ!顔も声も腕っぷしも良いし
十代なら許容範囲だったりするんだろ?オトメイトにはこういうキャラ多い気がするし

期待していた分、反動が大きかったんだ・・・まさかのヤンデレ展開に!!Σ(@□@;)
「曹操」って感じではあるが、アレはチョット裏切られたぜ・・・
束縛つえー!執着つえー!病んでる病んでるww特にバッドEDは王道w
声の演じ分けは絶妙だけどね!猫なで声が気持ち悪くてww
一目惚れなんだろ?と思うくらいに、最初から関羽への執着が強かったから、
こいつも恋愛感情を自覚組なんだと思ってたのに・・・・自覚したらこうなるなんて!
完全にダメな大人だww本音が酷過ぎるww部下が報われないw
夏候惇√時に大人だなと思ったのに、コイツの性格を考えると、光源氏計画か?
そして、ここでも袁紹が出張ってきてネチネチとまぁ


どのキャラも展開が良く、飽きずに楽しめたので大満足!



*気になった処

文章に対して、音声の出るタイミングが遅い
   (ボタンを押してしまって、バックログで聴き直す事が多かった;
介入システムや、協力攻撃の目押しなどが、イマイチ生かしきれてなかったのは残念
シーン回想が無い
   (1章ごとの話が長くなる為、見直すのが辛い。せめて選択肢へのジャンプ機能があれば
好感度↑時の画面効果が、キャラに被り過ぎ。せめてバックに飛ばしてくれ
   (シリアスの顔アップ時に、顔が隠れる位置に花が飛ぶのは、笑いにしかならない

誤字が何ヶ所か
似たような人名が多いと言っても、戦争物で攻めてきた軍の名前が違うのは致命的だろ!
(袁紹と袁術。公孫賛と公孫越。夏候惇と夏候淵。袁術軍が曹操軍になってた処もあった)
あと、特定の√で、面識がないはずの人名が補足なしで出てきたり(他√と同じ解説文を使い回すなよ!
EDムービーがノーマルEDっぽいショボさw
   (OPの美麗さと、力の入り方が全然違う

  • osakana

    osakana

    2012/10/31 19:54:37

    >あらたさん
    OPは、乙女ゲーには珍しい曲調ですし、瞳が潤む効果などもあって美麗ですよ。
    イラストレーターさんの腕も良いんでしょうけど、塗りが細部まで綺麗で、
    どこぞのネオロマのような、歪んだ造形や数だけのスチルじゃないですもんw
    エンドロールを見る限り、シナリオ担当は複数っぽいので、そのせいで誤字が見逃されるのかなっと

    「ネコミミ」は全然気にならなくなりますよ!
    差別や迫害を受ける目印であり、
    人間じゃないからこその価値観の違いが、一族としての団結に繋がっているのを実感し易くさせるのかな
    あざとい感じのネコミミじゃないのでww

    趙雲と夏候惇は、あらたさんも好みだと思いますよ!
    2人のシナリオに物足りないという事はまずないかと!もぅ、悶えますw
    どのキャラ√も方向性が全然違いますし、
    番外編の3つも恋愛色が強い(CGあり)ので、いろんなタイプの物語を楽しめるのでオススメですよん^^
    ・・・まぁ、女性キャラは少ないですけどね!主人公以外は変態さんだし。


    サクラ大戦奏組ですか・・・。漫画は読んでますけど、私は別段、面白くはないなと!ww
    キャラ設定も、お子様よりというか、クセが無いというか・・・ありがちで捻りが無いというか^^;
    アニメPV付きの単行本が出てるんだったかな?
    これこそ、「サクラ大戦」というネームバリュー任せという感じで、個人的には論外です☆

  • あらた

    あらた

    2012/10/31 13:40:56

    最初の方だけ拝見しました(もしかしたらいつか遊ぶかもしれないので)

    そう、ネームバリューすごいんですよねぇ。
    私の大好きなサクラ大戦の広井王子と、FFの曲の植松さん。

    本来なら「即買い」 なものですが、「ネコミミ」 に引っかかって躊躇しておりました。
    でも、そんなことが気にならないくらい良いシナリオなんですねぇ。

    う~ん悩むなぁ。


    あ、そういえば、サクラ大戦奏組が舞台になるとかなんとか。
    マンガも読んでいませんが、舞台になるくらいだったので意外に好評だったのでしょうか。