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ヨネ

日日是悪日

「呪縛」

小説/詩

喉が嗄れる
目が乾く
髪が抜ける
骨が軋む

細い三日月
銀色に嗤う

閉じ込めた心の奥
もう開かない 開けない

後ろに立つのは
鎌を持った天使

耳元で囁くのは
白い羽根の悪魔

「快楽は此処に在るのさ」

甘く狂おしい呪縛
もう手放せない
***
呪縛=心理的に圧迫を与え心の自由を奪うこと、でして。

何か理由があって精神的に不安定になった人が被害妄想に陥って、
で、敵とも味方とも取れぬ人の誘惑に依存してる、みたいな。
人間の脆さというか安さというか。そんなものが伝わればと。

  • ヨネ

    ヨネ

    2009/07/24 14:52:39

    flouringさん>

    いえいえ、私なんぞの詩では
    とても満腹になんてなりませんよ><

    せいぜい米1粒くらいです。

  • flouring

    flouring

    2009/07/23 21:15:14

    愚かな隙間で
    麻痺した鼓動

    お前は甘い棘の味


    脆くて儚くて・・・とても孤独。そこにいるのに気づいても抜け出せない。
    強い精神も弱い精神も紙一重なんですよね。
    快楽的な詩、ごちそうさまでした^^満腹ですw