辞書を見ると次のように載っていました。

【音楽療法】
病気を治したり、不安や痛みを和らげるために音楽を聴かせたり演奏させたりする治療法。障害児の療育にも用いられる。

上記のように、音楽を聴くものと楽器を演奏させるものに大きく分かれるわけですが、どちらもなかなか面白い効果が出るそうで、痴呆の防止などに注目を集めているそうです。
ところで、何度か専門家の方とお話しする機会がありましたが、いきなり難しい理論を言われても分かりにくいだけですから、音楽を楽しむということからすればいいそうです。例えば、一般にはクラシック音楽が多いのですが、お年寄りの方には理解しやすい童謡を聞かせるのが好評で、効果も良かったそうです。
また、楽器を演奏させることに関しては、効果は良くても取り組むのにやや抵抗が多いそうです。

つまり、福祉施設などで音楽療法を取り入れる場合、どのようなものを取り入れるかが問題になるでしょうが、実はスタッフの理解なども含めてその施設の雰囲気の問題ではないでしょうか？