「苦労なくして成功はない」「苦労が実ってはじめて成功するものである」こんなことをさんざん聞かされて育ってきた方は多くないでしょうか？いかにも美談に聞こえますが、これは「成功できないものの言訳」と小生は思っています。もっと言えば犯罪といっていいかもしれません。これから頑張ろうとしているものに聞かせたくない言葉ですね。

「今は楽をして先で苦労するのと、今は苦労して先で楽をするのとどちらがいい？」などと問われた方も多いと思いますが、この文句の間違いを検討してみましょう。

前半の間違いはこうです。
「今は楽をして→今は怠けて」
つまり、楽をすることと手を抜くことは別です。誰でも楽な方がいいですよね。

そして、後半の間違いですがやや高等になります。
「先というのはいつのことですか？いつになったら楽をするのですか？それとも一生苦労するのですか？」

「楽したいという気持ちが人間をだめにする」と言われるのでしたら、簡単なことです。「た」を抜きましょうよ。日々の生活が明るく輝いてきますよ。

「楽したい」→「楽しい」

プロのメンタルトレーナーは口をそろえて同じようなことを言われていました。ただ、これ以上は企業秘密になるらしいので控えます。