ロウソクの科学
ファラデーの「ロウソクの科学」という本があります。
岩波文庫の薄っぺらい本ですが
唯一父君の書棚からもらって(勝手にもってった?)
愛読した本です。
時代はまだ「酸素」という概念すら
確立していなかった頃。
当時は「燃素(フロギストン」というものが
モノを燃やすということが科学者の中で
信じられていた時代です。
ファラデーがロウソクによる一般の人への
講義をしたものが、本になっている
のですが大変オモシロイ。
カテキョをしていた頃、中学生によく
「これは200年前の最新の科学をやっているんだ」と
理科の教科の説明をしたものです(笑)
それはこのファラデーの本に書かれていることが
ほとんど中学校で習うことばかりなので。
いまはやらないような実験方法などが
書かれていてそれもオモシロイです。
なぜ燃えるか、炎がどうしてあんな形なのか
教科書より面白く読みました。
いまは滅多に開きませんが
思い出すとワクワクする本です。
ロウソクが燃えるのは芯が燃えてるんじゃないんだ
なんていう初歩の初歩のことすら、この本を
読まなかったらいまだに知らなかったかも(゜∇^*)テヘ
スナップドラゴンなんていう
ブランデーに干しぶどうを入れて燃やして遊ぶ
そんなクリスマス行事もこの本で知ってやってみたけど
うまく行かなかった覚えが(笑)
いつかヨーロッパのクリスマスで
スナップドラゴンを体験してみたいです♪
<昨夜のわたし>
紐を結ぶ話でもりあがる(笑)
さあ今日の一冊
五味太郎「じょうぶな頭とかしこい体になるために」
タイトルを見ると発酵の小泉先生の本みたいですが
絵本作家で知らない人はいない五味太郎さんの本。
この人のこういうタイプの本はオトナが読むべき
じゃないかなぁと思ったり(゜∇^*)テヘ
Mt.かめ
2013/02/13 08:29:29
二酸化炭素の実験なんかは
現代の学校がやるのとほとんど変わらない
方法でやっているので、それもオモシロイです♪
さっきぃ
2013/02/13 08:26:53
おもしろそうだね・・ 何事も・・解明されてないところからってのは・・わくわくするね・・
Mt.かめ
2013/02/12 20:45:24
芯はロウを気化させるための補助のようなモノ
なんですよねー。毛管現象の説明でもありますね♪
かれん
2013/02/12 20:10:10
ロウソクは芯が燃えているのだはないという事を中学の時に理科の先生が教えてくれたような・・・。
その時に、ロウソクを作ったっけかな?
もう忘れちゃったけど(_≧Д≦)ノ彡☆♪
Mt.かめ
2013/02/12 18:47:06
ふふふ。教える立場でなかったら
知らなくても良いことなんですけどね。
一応「センセイ」と呼ばれるからには身近な
トリビアの1つとして覚えておく程度のことです(笑)
マルマル
2013/02/12 18:43:36
もうかなりのオトナですが・・・ロウソクは芯が燃焼していると思ってました(⌒~⌒ι)
Mt.かめ
2013/02/12 16:10:16
現代科学の基礎が出来つつあった頃ですね(笑)
だからこそオモシロイのですけれど♪
ガーネット
2013/02/12 15:43:31
200年前の科学ですか(^_^;)
ビブリア古書堂にありそうな本だ♪