http://mainichi.jp/area/news/20130221sog00m040004000c2.html
オール電化を推進していた九州電力が、値上げを申請したのだけど一律の値上げではなく、オール電化をやっている家庭に対して夜間の電力料金を通常よりもさらに値上げする。
オール電化は原発から出る夜間の無駄な電力消費を目的に割引されているのだけど、現状電力会社にとって夜間の電力使用は全て重油を使う火力発電でまかなっている。
つまり今の電力会社にとってオール電化は単なるお荷物でしかない。
それでオール電化の家ほど値上げ幅が大きくなるのだけど「電気が安くなる」という宣伝文句を信じて加入した利用者にとっては詐欺のような話。
去年、オール電化を勧めに来たセールスマンに「原発動かないからオール電化はダメだ」と言うと
実に色々な資料をもとに「絶対オール電化の方が得ですって」などと力説する。
その理詰めの攻撃に私は効果的な反撃ができなかったけど、やはり予想通りオール電化の方が電気を使っている分だけ、原発が動かないのだから値上げ時にダメージを受ける。
世間が「電気はもうダメだ」と言うのなら電気以外のエネルギーを使っていくしかないわけで。
昔は電力会社と言えば一番の安定企業だったけど、今や原発のおかげで株の配当もできるのか怪しい赤字企業へと転落したわけです。

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