■1.コーヒーカップをあらかじめ温めておく

おいしい紅茶の入れ方でよく紹介される“カップを温める”という方法は、実はコーヒーにも適した方法です。お湯を注ぐ際に温まっていないカップに注ぐと、カップが温度を下げてしまい、酸味が出やすくなってしまいます。お湯を注ぐ前に、カップを温めるようにしましょう。

■2.90℃前後のお湯でいれる

コーヒーをつくる際、温度はとても重要です。沸騰した直後のお湯を使うと、カフェインの嫌な苦味が出てしまいます。また、逆に低い温度のお湯を使うと、酸味が増してしまいます。沸騰してから30秒ほど冷ました、90℃前後のお湯でコーヒーをいれるようにしましょう。

■3.コーヒー→砂糖→ミルクの順に分けて混ぜる

砂糖や牛乳を一度に加えて混ぜてはいませんか？インスタントコーヒーに砂糖を加えた状態でお湯を加えると、甘みがくどくなってしまいます。また、砂 糖とミルクをいっしょにいれると、コーヒーの温度が一気に下がり、コーヒーの酸とミルクの蛋白質が結合して、固まってしまう可能性があります。まず、イン スタントコーヒーを入れてお湯を注いで混ぜ、砂糖を加えたらまたかき混ぜ、最後にミルクを加えるようにしましょう。

■4.少量のお湯で3分間練ってから、お湯を加える

カップに適量のインスタントコーヒーを加え、少量のお湯を加え、3分ほどスプーンで練ります。練り終わったらいつも通りお湯を注げば完成です。最初に練ることで、インスタントコーヒー独特の粉っぽさがなくなり、上品な味わいになります。

■5.フライパンでから炒りする

使う分のインスタントコーヒーをフライパンに入れて、焦げつかないように弱火でじっくりと、から炒りします。香ばしい香りがしてきたら火を止め、カップに移してお湯を注げば完成です。そのままいれるよりも香り高いコーヒーが楽しめます。

■6.塩をほんのひとふりする

つくり終わったインスタントコーヒーに、塩をほんのひとふり加え、かき混ぜたらできあがり。塩を加えることで、味に深みが出て、いつもよりまろやかな味わいを楽しめます。

■7.麦茶を加える

濃い目に入れた麦茶の香りが、コーヒーに似ていると感じたことはありませんか？コーヒーと混ぜることで、麦茶の炭火焼のような香ばしい香りが加わ り、いつもとは一味違った味わいになります。麦茶の分量が多いと薄く感じるため、少しずつ加えて、好みの味わいを探してみるのも楽しいかもしれません。