日常のおはなし(ご近所くえすと)
西暦20××年3月某日
またもやご近所世界に朝が訪れた。
天気は晴れ(ところにより曇り、または雨)。
空はどこまでも青い(と思っておく)。
さて、今日も(嫌々ながら)旅立たねばならない。
装備をそこそこ整え昨夜の宿場(という名の自宅)を出立する。
そして、鉄の乗り物の停車場に向かうため、歩道上に雪の壁で作られたダンジョンに足を踏み入れた。
初春の陽気がこの冬に(これでもかっ!と)積もった雪を急速に溶かし捲り路面は最悪の状況。
さて、今日も(嫌々ながら)旅立たねばならない。
装備をそこそこ整え昨夜の宿場(という名の自宅)を出立する。
そして、鉄の乗り物の停車場に向かうため、歩道上に雪の壁で作られたダンジョンに足を踏み入れた。
初春の陽気がこの冬に(これでもかっ!と)積もった雪を急速に溶かし捲り路面は最悪の状況。
【COMBAT ALERT !!】
突如、行く手に巨大な水たまりが出現した!
周囲は雪壁。
装備は貧弱な非防水の革のブーツLv.1。
制限時間が迫っている。
さあ、どうする!?
1.「かまうものか!」そのまま水たまりを突き進む →壱
2.「この程度の雪壁などちょろいもの!」雪壁を登る →弐
3.「なめんじゃねぇ!」華麗にジャンプ! →参
4.「………無理」元来た道を引き返し、迂回路を探す →肆
5.「たすけてー!ドラ●も〜ん!」 →伍
【CONCLUSIONS】
壱.「かまうものか!」そのまま水たまりを突き進む
無謀にも足を水たまりに突っ込んだ。
ばしゃ、ばしゃ、ばしゃ…
高速で足を動かせば、靴に水が染みこむ前に向こう岸に辿り着けるかもしれない。
もしかしたら、水の上も歩けるんじゃね?
なんて甘い考えは当然通じるはずも無く…
靴の中に水が染み、靴下も大量に水を吸う結果に。
今日一日はぐちょぐちょの足下で過ごさねばならない。
がんばれ!帰宅時にはたぷたぷの靴が待っているぞ!
(体力的ダメージ4、精神的ダメージ7、時間的ロス1)
弐.「この程度の雪壁などちょろいもの!」雪壁を登る
そそり立つ雪壁…って程でも(全く)ない雪堤を気合いで登る。
溶けかかった堆雪は空隙が増え粗目化し、大変脆くぼろぼろと崩れ落ちる。
何とか雪堤の上に辿りつき、一歩を踏み出すと「ずぼっ!」と足が埋まった。
足を力任せに引き抜き、水たまりへ転げ落ちそうになりつつ、ずぼずぼと埋まりながら一歩一歩前へ進む。
ずぼっ、ずぼっ、ずぼっ…
ゴールはもうすぐだ!
雪堤を降りる時、勢い余ってつんのめりながら通常ルートに無事復帰。
と思ったら、残念!僅かに踵が水たまりへ…
何事も無かったことにしておこう。うむ。
ということで、巨大水たまりを回避できた。しかし、朝から体力消耗だ。
(体力的ダメージ3、精神的ダメージ1、時間的ロス2)
参.「なめんじゃねぇ!」華麗にジャンプ!
チッチッチッ!なめてもらっちゃ困るね。この程度の水たまりなどひとっ飛びさっ。
と華麗にジャンプ!
……したつもりが、本人が思っている以上に身体は重かった。
しかも足下はつるつるの氷盤。
無情にも向こう岸に届かず、水たまりに落下。
さらにすってんころりん!
ばっしゃーん!
盛大に水しぶきが降り注いだ。
今日一日、ずぶ濡れで過ごさねばならない運命が待ち受けている。
いや、おとなしく家に帰ろう。風邪ひくぞ…
(体力的ダメージ8、精神的ダメージ8、時間的ロス1)
肆.「………無理」元来た道を引き返し、迂回路を探す
自らの運動神経、および貧弱な装備を鑑みると。
この水たまりを越えることは不可能である。
「わかりました。あきらめましょう」(by某猫王子)
かくして元来た道を引き返すのであった。
そして、再選択したルートは………
「目前に巨大水たまりが現れた!」
(体力的ダメージ1、精神的ダメージ1、時間的ロス5、最初に戻る)
伍.「たすけてー!ドラ●も〜ん!」
その呪文を唱えた時、ついに禁断の手段に訴えてしまった。
「どこでもド●〜」
目の前に現れたどぎつい桃色のドア。
ああ、悪魔の誘惑。
ゆっくりと丸いドアノブを回すと、目の前は目的地だった。
…
…
…
…という夢をみた。
現実は未だ布団の中なり。
ばっしゃーん!
盛大に水しぶきが降り注いだ。
今日一日、ずぶ濡れで過ごさねばならない運命が待ち受けている。
いや、おとなしく家に帰ろう。風邪ひくぞ…
(体力的ダメージ8、精神的ダメージ8、時間的ロス1)
肆.「………無理」元来た道を引き返し、迂回路を探す
自らの運動神経、および貧弱な装備を鑑みると。
この水たまりを越えることは不可能である。
「わかりました。あきらめましょう」(by某猫王子)
かくして元来た道を引き返すのであった。
そして、再選択したルートは………
「目前に巨大水たまりが現れた!」
(体力的ダメージ1、精神的ダメージ1、時間的ロス5、最初に戻る)
伍.「たすけてー!ドラ●も〜ん!」
その呪文を唱えた時、ついに禁断の手段に訴えてしまった。
「どこでもド●〜」
目の前に現れたどぎつい桃色のドア。
ああ、悪魔の誘惑。
ゆっくりと丸いドアノブを回すと、目の前は目的地だった。
…
…
…
…という夢をみた。
現実は未だ布団の中なり。
まあ、世の中そんなもんだ…
(精神的ダメージ5、時間的ロス10)
(精神的ダメージ5、時間的ロス10)
………馬鹿だね。
朔
2013/03/24 18:42:22
まあ、ホントに日常とあんまり変わりないかも…
ゴマ(^∞^)
2013/03/21 10:37:29
( ´艸`)ムプププププ ( ´艸`)ムプププププ
すみませんww朔さん、大好きですwwwwwwwwww(>∞<wwwww
夢、面白すぎですwwwwすべての選択肢は、水たまり回避できないのが受けますwwww
TOM
2013/03/20 19:36:48
ホンマに日常やってそうwww