天使の棲む街

くりす

日々の事やら趣味の事、たまに気まぐれに短編詩とか徒然に…。

君に届け…ばいいのかな?

小説/詩

パソコンの画面に映し出される文字を見つめて考え込む。
自分にとってこの人はどういう存在なのかと。

そもそも相手にとって自分はどういう存在なのだろう。
そんなことをふと考える真夜中。

好きだけではやっていけない事もある。
どんなに好きでもどうしようもならない事もある。
そんな事は既に嫌と言うほど理解している程度には経験を重ねてしまったから。

自分は誰を選ぶべきなのか。
そもそも選ぶのは自分ではないのではないのじゃないか。

そんなことを考えて一歩も動けないまま
今年もこの季節が足早に過ぎていく。