ゆずちゃん

東北へ 行ってきます。

日記

3年目の東北は 自分自身に 言い聞かせていることがあります。

予定より どんどん遅れていく復興 政府が ちっとも動かないなど いつも不満ばかり

何にもならない夫婦二人のボラですが 淡々とやるべきことだけやって批判は
どうにもならないと この2年の間に 身に染みました。

予定としては 皆さんが仮設住宅を出られて 復興住宅へ移られるまでとしていましたが
新しい政府になっても6年後に やっと半分の方だけの入居と知りました。

私に いつもお昼に でっかいおにぎりを 持たせてくださる方は 86歳で 一人暮らし
 「仮設で 死ぬんだわ」 が口癖です。
山の影になり 一日陽の当たる時間が  たったの2時間しかない仮設住宅で 細々と
文句も言わずに 暮らす一人暮らしのお年寄りが なんと多いことか。

私たち夫婦当初の目的であった復興住宅での 皆さんの笑顔は たぶん自分たちの
体力が 続く限りでは 果たせそうもないことを 今年になって思い知らされました。

私の願いは せめて安倍総理になり 計画がどんどん進み早く新しい住宅で安心して
暮らせることができる日が 来ることだけです。

いつも応援してくださるみなさん、車の運転を心配してくださるみなさん、本当に
ありがとうございます。

淡々と 自分のやるべき仕事だけして がんばってきます。

半年ぶりに会う東北のみなさんが いつもと同じ笑顔で 待っていてくれますように。