復興は ほど遠く
半年ぶりの東北は とっても寒くて 車中泊は かなりきつかった><
でも皆さんの喜んでくださる笑顔は 最高に温かく疲れも 吹っ飛びました。
今回の仕事の内容は やり残した人が ずいぶんおられたので 急遽5月にも
行く予定にしています。
復興は 半年前と同じく 何も進んでいませんでした。
TVで 復興に向けてとか 東北の方々のためにとか いろいろ報道されてますが
いったい何を 報道してるのか あれは建前だけのことだけです。
半年ぶりに お会いした人の中に やはり奇跡が ありました。
去年の10月に 津波で かなりの時間流された人がいて 助けられた直後は 意識も
しっかりして家族も 喜んでいたのですが 海水を 飲んでしまったために 肺に 細かい
がれきが刺さり 手術したあと 脳に障害が 残り リハビリ中の人でした。
どういうわけか 何度も並び さすがの私も 困ってしまい さらには 私たち夫婦が
帰った後も 集会所で ひとり並んでいたみたいです。
2回目に 訪問したときに あることに気が付き 治療したときに 目が見開いたので
すぐに奥様に来ていただき 今度私たちが来る時までに マッサージと会話の繰り返しを
お願いしておきました。
半年後 集会所で やはりご夫婦一番に 並んでおられ 私の姿を見つけると 奥様が
手を握り 涙を流され 「父さんが 父さんが。。」
その光景は 私にとってまた一つ心に残る奇跡となりました。
私は 許されるなら 「東北の人たちの 父さん、母さんとなり 共に 生きたいです」
共に生きるためには いろんなことを 解決整理しなくては なりません。
家族姉妹の説得にも時間がかかりますが ゆっくりとすすめたいと思います。
共に生きるために 導かれてるのなら その道を 生きたいと思います。