先日のニュースで、政府がネット選挙可決に向けて動いている…と話していましたが、私としては反対です。

今後どの様な事態になるか解りませんが、今の状況では、不正が増えて取り締まりが大変になるだけで、メリットは少ないと思います。

政党や議員からのメール送信のみ認め、国民同士でのメールによる勧誘は認めないが、自分のブログに議員を応援する記事を載せたりSNSの伝言機能を使っての勧誘は認めるそうです。

政策はいい加減なのに人気のブロガーのを取り込んだ候補者は当選しやすくなる訳です。

人気ブロガーに裏金が流れていくのも簡単に予想できます。

ただでさえ、ネット内での誹謗中傷や、なりすまし、データ改竄などが後を絶たず、やっとの事で犯人を捕まえたとしても、誤認逮捕だったりしているようでは、公正な選挙は出来ないと思います。

選挙権を販売したり、それらをまとめて、議員に販売したりする業者や組織も現れる事でしょう。

誰もがその様な事を予測できる世の中で、アイドルやお菓子の人気投票じゃあるまいし、国政にネット選挙を持ち込むなど言語道断です。

選挙は国民の義務なのだから、面倒でも不正のおこりにくい方法で運営するべきです。

ネットが利用できない国民も多数いますし、不正が簡単に起こりうるネットで国政を左右する一大事を委ねるなど、この法案可決を進めていこうとしている政治家の脳みそは腐っているとしか思えません。

なんでもかんでも、デジタル化しようとする政府の姿勢に疑問を感じます。

皆さんはどう思いますか？