マリア

夜  道

小説/詩


コツコツと   一人きりの 靴音

優しかった   あなたとの

好きだった   あなたとの

別れた時にさえ    本当のことを

言えなかった私に    夜道は遠い



あなたは  何も残しては  いかなかった

戸惑いながら さしだした 手と手の その 感触さえも


あなたが  旅人のように去っていった

停車場沿いの道に・・・・・


夕暮れ前の ひととき

赤トンボが 飛んでいる






#日記広場:小説/詩

  • カオス

    カオス

    2013/05/25 12:03:06

    何も残さないのが優しさかもしれないね・・・


    自由に飛び交う赤とんぼの群れにツガイが居たら
    サミシサがつのるよねぇ・・・フムフム