TAKKAN

TAKKAN

<独り言>

京成バラ園

日記

月が替わっての初日。
薄雲が広がって、吹く風が幾分肌寒く感じていた。
現地に到着して駐車場に車を置いてから、
まず食事をしようとレストランへ向かうが、ちょうどお昼時の為かなり混雑していた。
仕方なく場所を変えて、ベーカリーショップで買い物をし、車内で食事をした。
美味しいパンでお腹を満たしたので、早速園内へ向かった。
入口を抜け案内図を見つつ歩くと、最初に園内の全体を見渡せる場所に出た。
かなりの広さだったが、ちょうど見頃というだけあって、
辺り一面にバラが咲き乱れているのが良く分かった。
順路に沿って歩いては立ち止まり、写真を撮りながら様々なバラを眺めた。
一口にバラと言っても、これほど多くの種類と色鮮やかとは思ってなかった。
知識がなくても十分堪能できたが、
ここに来るまでに俄仕込みであっても、
少しバラを調べておけば良かった気がした。
歩いていると、時折園内に風が吹き、
そうすると、バラの香りが鼻をくすぐった。
本当に心が癒されるように思えた。
園内を歩き終え、一旦椅子に腰を下ろして休憩をした。
するとすぐに、バラソフトクリームを思い出し、ショップへ向かった。
無事買ってからまた椅子に戻って、食べ始めた。
しつこい甘さもなく、バラの香りがしっかりして、美味しかった。

散策気分で歩きつつ写真を撮ったりしても、
2時間も掛からずにぐるりと一周したが、
バラが好きな人なら、一日居ても時間が足りないように思った。
短時間の滞在でも、身も心もすっかり癒された一日だった。