黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。80

小説/詩

「ジゴロ」
著者・中山可穂 出版・集英社

ただ一人の女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある。
ジゴロの常套句ってこれ↑でしたっけ?  「今は一人の女を探してる途中なんだ。」だとか思ってました。一人を見つけたら、ジゴロをやめるよ的な。
ストリートミュージシャン、カイの5つの恋愛短編集。・・・カイはレズビアンです。

友人の一言で私という人間は、男は好きでも女を恋愛の意味では好きになれないんだ、と実感した瞬間があって、なんだか可能性が一つ潰れたことが悔しい気がするのです。
だから、ビアン ジゴロ ストリートミュージシャン 、の単語で焼けるような憧れを感じて買っちゃった本。
カイの理論は理解できるけど、実際にしたりされたりしたら、どんな行動にでるかわからないなーと思う。頭で理解するのと心で理解するのって、別物ですよね?
運命の女のいる幸せな人の話だったなってのが読み終えた後の感想でした。

  • 黒猫

    黒猫

    2013/06/08 17:09:07

    さえらさん
    他人の人生を手軽に自分のものにできるのが、読書のいいところですね。
    でもって自分では見つけられないものを他人に見つけてもらえるのが、書評を読む醍醐味ってものです。
    表紙は黒猫ですw 見つけてみてくださいね^^*

  • さえら

    さえら

    2013/06/08 11:11:33

    ほほ~ぅ
    これまで、まったく縁がなかったタイプの物語のようです。
    ちょっと興味が・・・・
    たぶん、自分にはありえない世界だからこそ、小説で読んでみたい
    って思うのかもしれませんw