☆カサブランカ
43年にアカデミー作品賞と監督賞を獲得した作品です。それだけにいまだに色褪せない映画ですし、時々話題になりますね。
【スジ】
舞台になったカサブランカは仏領モロッコの都で、ナチスから逃れて亡命するためには必ず立ち寄らなければいけないところになっていた。そして、この町でアメリカ人のリーク(ハンフリー・ボガート)が経営しているクラブは、その亡命者たちの溜り場になっていた。
そこへ、ドイツ軍の将校シュトラッサア(コンラート・ファイト)はパスポートを強奪した殺人犯を追ってやってきた。また、その犯人のウガルテ(ペーター・ローレ)は、リークにパスポートの保管を頼むのであった。しかし、リークの友人である警察署長ルノオは、シュトラッサの要請でウガルテを逮捕した。
その後、反ナチ運動の首領ヴィクトル・ラズロ(ポール・ヘンリード)と妻のイルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)がやってくる。2人はウガルテのパスポートを当てにしているのだが、イルザはリークを見かけて驚いた。イルザとリークには過去があったのである。ドイツ軍が侵入してきたパリから2人は一緒に逃れることを約束したのであるが、イルザは約束の時間に姿を現さず、それっきりになっていたのであった。
ラズロは闇商人から問題のパスポートはリークが持っていることを聞き、取りに行くのであるがリークはあっさりと断るのであった。その後イルザがリークを訪れ、パリでの事情を説明した。そして、リークは納得して協力することになった。
翌日、リークはルノオに会い、「ラズロにパスポートを渡すからそのとき彼を捕えろ、俺はイルザと逃げる」と計画を話したのである。ところが、その夜店へラズロとイルザが現れ、計画通りルノオが逮捕しようとしたとき、突然リークはルノオに拳銃をつきつけたのである。さらに、ラズロ夫妻の旅客機を手配するため、飛行場へ電話をかけるように命じた。また、ルノオはシュトラッサアへ電話をし、2人が出発しようとしていることを知らせた。
飛行場でリークはラズロとイルザをリスボン行の旅客機に乗せる。その後、シュトラッサアは一足違いでやって来たが、リークに撃たれてしまう。すべてはリークの計画であり、ルノオは、リックとともにカサブランカを脱出し、戦線に加わることを誓うのであった。
yokosan
2013/06/09 08:07:17
一度観てみたいような・・
この前インド映画のロボットみて 面白かったww・・笑)