☆「檻」北方謙三
たまにハードボイルド小説を読みますがなかなか面白いものですね。
これは北方謙三の小説の中で最もよくできたものと思っています(知っている限りですが・・・)
あらすじを言うと、ヤクザの世界から足を洗った滝野という男が、小さなスーパーを経営していた。ところが、暴力団の嫌がらせを受けるようになり、とうとうその暴力団員を殴ることになる。このことがきっかけとなり、滝野はモトの世界に戻っていく。後は北方謙三独特のハードボイルドの世界が続きます。
しかし、このタイトル「檻」という名前はこの小説にぴったりだと思いますが、如何なものでしょう?