えりか

星の愛   遠く広い空に輝く星のラブロマンス

小説/詩


星が泣いていた  暗い夜の世界で


星が泣いていた  金色の涙をたくさん流して


愛する人の胸に飛びこみたくて  



 
でも   愛する人は流れ星


わたしの気持ちも知らないで
 


宇宙の果てまで気ままな旅




星が泣いていた


でも


もうすぐ会えるよ


いつまた


気ままな旅に出るかわからないけど


だって


愛するあなたは流れ星




あまり泣かせないで


涙の泉が からっぽなの


まっすぐ わたしの胸に 飛び込んできて



早く



そして


わたしを  気ままな旅に連れてって


わたしの愛する  流れ星



星が愛した     流れ星