☆悲惨なミィーテング
ご存知の方もおられると思いますが、アメリカの社会は日本とは違ったところが多く横の繋がりが結構強くなります。そんなことで業界のミィーティングは大きな意味がありますが、そのミィーティングに招待された時の話しです。
その一週間くらい前にボスからお話しをお聞きしましたが、なかなかそのようなミィーティングには出席するような機会はありませんし、多くの方とお話しができると思い、やじ馬根性から即答で参加することにしました。夜7時からの開始でしたが、定期のミィーティングで、会議の内容も難しいものでなく、楽しい食事会のようなものだと聞いてウキウキしていました。
その日は午前中で研修は終わりだったので、宿舎のYMCAに戻る前にメキシコ料理のランチを食べに行きました。しかし、これが悲惨な事件の始まりでした。
ファーストフード風の店にもかかわらずなかなかの料理だったのですが、何が悪かったのか、YMCAに戻ってしばらくしてから気分が悪くなってきました。激しい下痢と頭痛に襲われ、発熱もあったみたいでベットに横たわっていたのですが、ボスが迎えに来られる頃にはちょっとだけ治まってきました。
そして、せっかくのことですから無理して出かけることにしましたが、食あたりであることをボスに告げても、「気にせず行きましょう」の一言です。また困ったことに、ミィーティング中にも何度かトイレに駆け込み、美味しい料理を出されても油汗をかいている状態でした。せっかく何人かの方々を紹介して頂いたのですが、ゆっくり話しをしている余裕もなく、ただただミィーティングが終わるのを待っていました。
せっかくの機会が流れてしまったような感じで、その後しばらくメキシコ料理を食べに行かなかったことは、想像がつくと思います。