ただの、ブログですよ

黒宵夢

小説/詩

雨に打たれて目を閉じる
君の声を聴くために

ふと思い出したように鳴るギターの音色が
いっそう君の声を儚くしているようで

雨の降る夕暮れの空を見上げて
顔に雨を受けて
目に雫を入れて

そのまま地面に溶けていくんじゃないかって
なんだか崩れ落ちていくような感じもして

大地に取り込まれる少し前に
赤く 紅く
夕日に染められればいいなんて

そんなことを思う
懐かしいような
なんだか気だるい感じの

ギターの音色と
君の声


----------------------------
ぼーっとしてたらこうなりました(ぇ

  • ぽふ。

    ぽふ。

    2010/06/30 20:40:25

    情景が目に浮かびます…。

  • ひかりこ

    ひかりこ

    2009/08/08 01:15:58

    雨は涙を隠してくれる天の優しさ。
    世界を屈折のベールで和らげてくれる。
    傘を捨てると、冷たい自由が頬を潤す。