うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

土偶と北斎

イベント

きのうは江戸東京博物館へいってきた。
「発掘された日本列島2013」
縄文時代はいいなあ。
土器や土偶。
さわってみたい。
貝にみみをあてると海がきこえるように
さわるとそこから縄文がかんじられそうな気がする。


5階の常設展内での開催だったから
(ほかに特別展が1階で催される)
常設展示もみてきた。
ひさしぶり。

北斎の住まいを再現したミニチュアがあった、
娘のお栄もいる。
布団を背中にかぶって、しわくちゃな顔で、床にしいた紙に、絵を描く北斎。
小さな家。
お栄もしわくちゃだ。

近くに、北斎が描いた、鷹の絵の展示もあった。
団扇のために制作されたもの。北斎81歳の時の作。
この絵、ここでむかしみて、好きだったものだ、
ひさしぶりに生でみれてうれしい。
おかしさと、こわさが、同時に存在している。