つぶやきrnao

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3号機がやばい??

ニュース

守田さんのブログより


明日に向けて(716)福島3号機が不穏当です

避難準備をはじめ最大級の警戒を!


 

福島3号機では間違いなく何か異常な事態が起きています

しかしそれがとれほど決定的なものかは分かりません

というか東電自身が事態を把握できていないのではとも思われ

以下 情報を整理します

 

まず7月23日の朝日新聞の情報

3号機から湯気が出ている箇所で562mSvの高線量が記録されてます

建屋5階における最高値は2170mSv


http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201307230466.html

なおこの湯気が確認されたのは 7月18日

東電は 報道関係向け一斉メールで

ホウ酸水を準備したことを明らかにしています


http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229044_5117.html

一方で昨日25日なって原子力規制庁が驚くべきニュースを発表

12日に北茨城で7mSvというきわめて高い放射線量が記録されていたというのです

規制庁はこの放射線は福島第一原発由来ではないと断言していますが

だとすれば一体なんなのか

近くには東海村もあります

ともあれ何らかの異常がこの付近で発生していることは

間違いないようです


http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013072501002222.html

さらに過去にさかのぼると

7月4日と10日に現場で爆発ないし火災があったのでは

という情報があります

それぞれの映像をアップします

何らかの火災のようなものが見えます

なおこれらは当初流れたもののすぐに削除されたものを

ある方がキャッチしていてネットに出したものです

BBCもこれを使ってニュースを流しています


http://www.youtube.com/watch?v=DLAqZE7xXL0
http://www.youtube.com/watch?v=BY019hV2dWQ
http://www.youtube.com/watch?v=EmBcCVbFJEY

以上 まだこれだけしかつかめていませんが

非常に不穏当な感じ

何らかの危機が迫っているのではという感じがします

 

東電は雨水が原子炉上部にあたって蒸発しているとの

推測を出していますが、雨はこれまでも繰り返し降っていました

そのとき湯気は上がっていません

ということは

原子炉上部がこれまでとは違って高熱になっている現実があるはずです

また福島原発事故当時を振り返ってみると

この格納容器上部は

シールドが破損して水素が漏れ出した箇所にあたっています

そのため水蒸気が原子炉内部から出てきている可能性も否定できません

つまり

冷却がうまくいかずに内部の温度が上がっている可能性があるのです

もっと深刻に感じるのは北茨城市で7mSvもの放射線量が

12日に測定されていることです

ちなみに北茨城市は、福島県南部と隣接するところです

ここでこんなに高い線量が出たとなると

何か新たな事態があったことは十分に考えられます

しかも原子力規制庁はこれを2週間も公表しませんでした

選挙の前に出したくなかったのではないか

つまり自民党が選挙で勝つために

地域の安全がまた踏みにじられたのでは

と疑念も感じざるをえません

いずれにせよ

規制庁が異常があってもすぐには伝えてくれない


これらから推論せざるを得ないのは

3号機がコントロールを逸脱しつつあるのではないか

すでに高線量の放射線が出る何かがあったのではないか?

 

だとしたら

本気になって緊急に災害対策を進めねばなりません

まず新たな核分裂に備える必要があります

東電がホウ酸水を準備しているのです

だとしたら市民の側が手をこまねいていてはいけない

何よりも重要なのは避難の準備を進める

さしあたっては以下の記事を参照

原子力災害対策のついての心得を添付してます

動画もあり

明日に向けて(703)原発事故に備えて避難の準備を進めよう!


http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/afc8cc8dbdd1b15aa9071bb5273771d1

さらにここに書けていなかったことですが

放射性ヨウ素の飛来にも警戒を強める必要があります

その場合  大事なのは安定ヨウ素剤の服用です

すぐにみなさんのおられる自治体にヨウ素剤の備蓄はあるのか

どこにいけばもらえるのかなど 問い合わせて下さい

自治体から得られない場合

ネットでサプリメント製品なども手に入れられますが

僕が責任をもってお勧めできるものはまだありません

 

代わりにヨウ素剤の問題を真摯においかけている友人の以下のサイトに

米国FDAサイト掲載の

緊急時のヨウ化カリウムの作り方 参考にしてください


MICKEYのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ueda_beck

もっと簡単な手としては昆布のだし汁を作って飲むこと

これでもヨウ素が採れます

たくさん煮出して5杯以上飲めばかなり足りるのではと思えます


ただし昆布がどれぐらいの大きさで何枚とか

僕も量を正確には把握していません

多く飲んでもほとんど問題はないので

たくさん煮出しておくと良いと思う

で最初にたくさん飲んで

毎日 飲み足すといい

 

副作用についてですが

安定ヨウ素剤で副作用が起こる確率は

インフルエンザ予防注射のアナフラキーショックの

確率0.01%の20分の1です

非常に少ない

私たちが病院などからもらってくるあらゆる薬の方がリスクが高い

それでも安定ヨウ素剤の副作用が過度に強調されているため

服用したときにプラセボ効果でショックを起こしてしまう事があります

何か起こるのではないかという心理的な心配が症状を引き起こしてしまうのです

その場合 心臓がドキドキしたりして不安に襲われます

というか不安が倍増します

 

これへの対策としては一人で飲まず

 

誰かと一緒に飲むことです

 

ショックが出るのは30分以内ですので

その間 大丈夫だったら問題なしです

周りに人がいると安心度が高まるので

プラセボ効果にはまる可能性もぐんと下がります


なので一人で飲んで問題はありませんが

心配なら誰かと一緒に飲んでください

昆布の出し汁でも心配な方は同様にすると良いですが

昆布だしの味噌汁を飲んで変な状態になった経験がなければ

まったく問題はありません

 

なお避難に踏み切るかどうかは

それぞれの判断にお任せせざるをえないのですが

どこかで急激に放射線値があがったときは要警戒です

あらかじめどれぐらいのことがあったら

自分が避難に踏み切るのかを考えてください

 

その場合も想定外の事がいろいろと起こりえるので

すべてをシミュレーションすることは不可能ですが

このように考えをめぐらしておくだけで

心の構えを作り出すことができます

 

そうでないと正常性バイアスにつかまり

事態をより軽くみようとする心理が働くので

ぜひ構えを作り出してください

またしばらくは必要のない外出はお控えください

必要なときは

マスク 帽子 を必ず着用し

しつこいぐらいうがいと手洗いを行ってください

家に入るときは最低でも服をはたいてから入ってください

こうしたことも実質的な効果とともに

心の構えを作り出すことにつながります

起こるかどうかわからない災害に備えることは

心理的に辛いものがあります

 

多くの災害が

「忘れたころにやってくる」教訓を訴えています

 

防備を絶やすなという教訓です

ぜひ3号機のこの現状への構えを作り出し下さい

みなさんの安全を心からお祈りしています