連続冒険小説 霊験導師わむたん

わむたん

(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)

コスモナイン(9人の賞金稼ぎ) 4

自作小説

フライマンは、左右を見たが何も居ない。でも確かに手に衝撃があって銃を落とした。

「いてっ!」

今度は娘をつかんでいる手の方に衝撃があって、思わず手を離してしまった。

「なんだこりゃ!」

束縛を解かれた娘はサイクロンジョーの方に猛然と走った。サイクロンジョーは駆け寄って来た小さな娘を抱き上げた。

「ホタル!来てくれたのか。」

何も無い空間に陽炎のようなもやもやが現れた。そのもやはやがてクリスタルのような透明な形になった。それはクリスタルの人間だった。透明だが髪の長い美人の女性だ。透明な体のあちこちがクリスマスツリーの電球のように赤、青、緑、黄・・・七色に光りだした。

「ジョー。来ちゃった。」

ホタルは妖精星人である。妖精星人は体を透明にする特殊能力を持っている。感情の起伏で七色に輝いたりするが、普段は美しい白肌の人間である。

「ホタル、助かったよ。蠅にたかられるところだった。」

「この野郎!」

武器も人質もなくなったし逃げるしかないな!
そう考えたフライマンは腰のベルトの丸い物をつかんで放り投げた。

バーーーーーン

白煙があがった。煙幕爆弾だ。目の前が真っ白になった。

煙に隠れて、フライマンは奥の手の蠅の羽を出した。

ブーーーーーーン

フライマンは空中に飛び上がると摩天楼ホテルの非常階段へと逃げ込んだ。


(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)


#日記広場:自作小説