☆三国志
劉備はいよいよ劉璋の最後の砦である綿竹関に迫りました。しかし、劉璋も費観と李厳を送り必死の抵抗を試みます。さすがに、ここは甲乙付けがたい戦になりなかなか決着が付きませんでした。
ここで、孔明の登場です。まず、李厳を生け捕りにする計画を立てました。劉備軍の先鋒黄忠に負けたふりをして退却させます。そうすると李厳は深追いしてくるでしょうから山間に引き入れます。そこに伏兵を忍ばせておいて生け捕りにするというものでした。
そして、見事に作戦は成功します。また、降伏した李厳は劉備の配下になり、綿竹関を守る費観を説得し、とうとう降伏してしまいます。こうして劉璋は陥落する運命の成都を守らざるを得なくなってしまいました。