毒か薬か。
それなりの大人になって、それなりの分別も持ち合わせているはずだ。
だが、理性やいつも慣れ親しんでいる合理性という尺度も通じない。
恐ろしい存在。
そういったものが世の中に無いと思うほど子供ではないし、合理的に割りきってしまえるほど大人でもない。
時々自分が大人なのか子供なのかわからなくなる。
表向きには 永遠の少年 などと 言ってはいるが、その実ただの未熟な大人にすぎない。
恋や愛はエゴイズムにすぎないという話もあり、それを否定すらできないが、目の前にあるそれが己のエゴイズムなのか相手のエゴイズムなのかを考える事自体が無意味であることは解っている。
恋とは衝動と情熱、愛とは信頼。
うまく付き合えば薬、間違えば毒。
相手の衝動を受け止める信頼、相手の信頼を勝ち得る情熱、情熱が突き動かす衝動...
小さな信頼、衝動、情熱が循環する間に大きく育っていく。
君とのこのスパイラルはいつまで続けられるだろう。
今はちゃんと話す機会がないけれど今度あなたの考えも聞かせて欲しい。
あなたにとって私は毒か薬か。
私はは毒か薬か。