お？ホテル経営者？
う～ん・・・
微妙に違う…ような感じです。

そっだなー、なんていうかなー。
もちろん宿泊施設、設備は完備しております。
湧出量の豊富な温泉源が敷地内にあり、
露天風呂、室内岩風呂も別棟で建っております。
駐車場は、一日最高７３台を記録したことがあります。

し・かあ～・し・・・（しかし）
ホテル経営が、主体ではないのですね、これが。

あまり、はっきり言えなくてね、
申し訳ないのですが。
「特定非営利活動団体」で、
主な活動は、学術団体なのです。

うん、
わたしが理事で、学術団体って感じはしない・・・
はっきり、言いますね、それは。

理事は全部で１５人いますが、
ほとんど全員、専門分野を持つ研究者です。
（博物館の館長とか、学芸員、先生が多い）
会員は、本会員が２５０名くらい、賛助会員は４５名、登録会員がだいたい３０名前後・・・

研究とは、名ばかりで、
みんな遊びに来ます。
それぞれの分野で、それぞれのやりかたで遊んでいます。
基本、泊りは車中泊をお勧めしていますが、
（泊まっても、寝具の洗濯代くらいにしかならないのでね）
温泉は、燃料代（再加熱用）実費、
・・・
う～ん、
一日遊んでいても1000円いかないんじゃない。
今年の夏は、博物館主催の合宿が2つ入ったのですが、
どれも、朝、昼、夕食と、３食、おやつのアイスにペットボトル４本ついて
宿泊、温泉込みで、3000円だったものね（保険料込）。

そりゃあ、殺到しますよ。
実際に、抽選だったもの。
来年度の問い合わせが、入ってるくらい。

うちの方針ってね、
「勉強するのに金はかからん」ってこと。
自分の好奇心や、探究意欲を満足させるのに、
高い授業料を払う必要はない。
でないと、「貧乏人は自然科学に無縁になれ」ということになる。

本当の研究者はね、
みんな、最初、貧乏だった。
だから、ここも、
その初心を忘れず、営利を目的とはしていないのです。

じゃ、なんでやっていけるのかって？
だから、営利部門は不動産会社が、頑張ってる。
はいっ！
はなちゃん、頑張ってる！
銀行応接間でえらそうに決算することもあるけど、
毎日、便所掃除もやる。

お客さんが、笑顔で帰っていかれるのが、
やっぱり一番嬉しいからかも知れないね。