だから秋も・・・
見るとトンボが秋をしょって飛んでいた
十五夜まではそれが仕事だそうだ
蝉が夏を抱いたまま去って行った
その分夏は早く終わるのかも知れません
夏を返してとあなたは言う
想いを返してとあなたは言う
羽が生えて
何処かへ飛んで行ってしまった情熱
きっとそれは夏の餌になってしまったのだろう
残暑はあなたが作ったもの
好きだ
あなたが
でも
燃えた夏は返せない
それは
その時の全てだから
何を怒っているの
何がいけなかったの
夏の僕が僕ならば
今の僕も僕なんだ
好きだ
あなたを
だから秋の想いを作って行こうよ
厳しい冬にも耐えられる想いを
一緒に
これから
セカンド
2013/09/17 00:05:12
いちい様
感覚的には新し物好きなんですが・・・
頭の中は古代人なのかも
確かに最近は知らない気候が
我が物顔で世の中を牛耳っています
春夏秋冬
それぞれに肌で感じる物を大切にしたいですね
いちい
2013/09/16 09:22:14
いちい地方はまだ、昨日も蝉が鳴いてました。
人間も含めみんな、季節が日本らしくなくて混乱してますね。
セカンドさんの詩世界にはいつも、日本古来の穏やかな風情を感じます。
ほっとしますね。^^
セカンド
2013/09/13 01:25:14
なぎさ様
今日トンボが飛んでいました
スーイ、スーイって空を滑るように
蝉の鳴き声は
いつしか聞こえなくなっています
だまって気持ちよさそうに
空を滑空するトンボ
夏の暑さを砕くように鳴く蝉と
対照的ですね
亡くなっていく蝉たちが夏を握りしめて
持って行ってくれる
だから秋が来る
なんて思ってしまいました
そうですね
想いってずっと変わるはずがありません
暑い夏でも寒い冬でもね
「あなた」もそれをわかっているはずなのに
なんで機嫌が悪くなるのでしょうか
知っているのは青く澄んだ秋の空だけなのかも?
なぎさ
2013/09/13 01:07:03
蝉とトンボが選手交代ですね
表現が面白いなぁ~秋をしょってるのですね
小さい頃 アキアカネを見るたびに
秋色に染まってあんなに胴体が赤くなるのだと思っていました
茜色・・って希望の黄色に情熱の赤が交じり合って出来るような
気がしてました 夏から秋へ 秋だって きっと燃えるような心を
胸に秘め 爽やかな緑の風に乗せて想いを凝縮させて
木々や木の葉を色付かせるのだとも・・そんな素敵なエネルギーを秘めてるのです
夏も良し 秋も良し 冬も 春も すべて良し
だって いずれもきっと同じ心の装いなのでしょうから
そうですね 「僕」は きっと色々な表情を見せるけれど 元は同じなのですよね
変わらなくぶれない そんな支点があれば ・・・揺るがない心があれば・・
最後の一行が とても素敵です 一緒に って言う言葉に憧れを抱いたこともありました
茜色にそまる大きな空もチカチカ輝く星空も きっと応援してくれますよ
素敵な想いが届きますように・・セカンドさんの言葉たちは いつも優しい
笑顔一杯置いていきます おやすみなさい^^v